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カテゴリ:山野草
☆ウォーキングコース沿いの畑に、白く小さなコハコベの花を見つけました。コハコベは、ナデシコ科ハコベ属の越年草で、ウォーキングコースで春を告げる野草の一つです。一般的に「ハコベ」と言われるのは、このコハコベで、春の七草の一つです。
☆コハコベの特徴は、茎の色が赤紫色、葉の色が濃緑色、茎が横に這っていることです。 ☆コハコベは、上記の特徴とともに、花の中心に白い花柱が3本あること、雄しべの数が3~5個などで、他のハコベと区別できます。 ☆コハコベの花は、裏側に細い毛が見える5枚の萼、付け根近くまで深く裂けて10枚に見える5枚の花びら、4本(?)の雄しべ、雌しべの3本の花柱などが観察できます。 ☆コハコベ(小繁縷)の名は、他のハコベに比べて小さいことから。ハコベの名は、万葉集に「波久倍良(ハクベラ)」の名で登場し、これがハコベラ、そしてハコベに転訛したそうです。漢字の「繁縷」は漢名で、よく繁茂し茎の中に目立つ筋「縷(る)」があることから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.03.02 06:37:47
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