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カテゴリ:昆虫
☆8月、近くの昭和記念公園では、オオシオカラトンボ、シオカラトンボ、ハグロトンボ、チョウトンボなど4種のトンボを見かけます。シオカラトンボと思ったら、顔は真っ黒で、全体に青みが強く、がっしりした形から、オオシオカラトンボ(オス)でした。2年前に初めて出合ったトンボです。
☆オオシオカラトンボ(オス)は、体全体に青みが強く、お腹の部分は太く、お腹の黒い部分は先端の一部だけです。また、後翅(後ろ側の2枚の翅)の付け根が黒いのが特徴です。 ☆オオシオカラトンボのメスです。体の色は違いますが、後翅(後ろ側の2枚の翅)の付け根が黒いのは共通しています。 ☆オオシオカラトンボは、日本全土の丘陵地や樹林の近くにある池沼や湿地などに生息するトンボ科シオカラトンボ属の昆虫です。オオシオカラトンボ(大塩辛蜻蛉)の名は、シオカラトンボより大きいことに由来するそうです。 ☆昭和記念公園の日本庭園の池では、シオカラトンボ(オス)がたくさん飛んでいます。 ☆シオカラトンボ(オス)は、眼(複眼)が青く、顔の全面は白く、オオシオカラトンボとは、顔つきが違います。 ☆シオカラトンボ(オス)は、お腹は細く、オオシオカラトンボよりも黒い部分が多くなっています。なお、シオカラトンボのメスは、オオシオカラトンボのメスのように体が黄色で、ムギワラトンボと呼ばれるそうです。 ☆シオカラトンボは、日本全土の平地の湿地や池、市街地などでも広く見られるトンボ科シオカラトンボ属の昆虫です。シオカラトンボ(塩辛蜻蛉)の名は、雄は成熟するにつれて体全体が黒くなり、胸部から腹部前方が灰白色の粉で覆われるようになり、この粉を塩に見立てたのが由来だそうです。なぜ「塩辛」なのかを調べていくと、「成熟したオスの腹部に生じる白い粉が塩辛昆布の白い塩に似ていることから」というのがありました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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