|
カテゴリ:野菜
☆ゴーヤが立派な緑のカーテンになり、次々と収穫の時期を迎えています。ゴーヤは、昨年夏にとっておいた種を4月24日に蒔いて芽を出した3本、ゴーヤの種を購入した種を5月2日に蒔き芽を出した3本、合計6本です。
![]() ☆ゴーヤ(ツルレイシ、ニガウリ)は、ウリ科ツルレイシ属(ニガウリ属)のつる性の1年生植物です。雌雄同株で雌雄異花です。 ![]() ☆種を蒔いてから3カ月。7月中旬から、実が大きくなり収穫できるようになりました。ゴーヤは栄養価が豊富で、とくにビタミンCが多く、しかもゴーヤのビタミンCは過熱に強いという特性を持っているそうです。さらに、ゴーヤの苦み成分には、血糖値を下げる効果やコレステロールを低減させる効果が含まれているそうです。 ![]() ☆最近の野菜の種は「F1品種(雑種第一代、一代限りの交配種)」が多いので、昨年夏にとっておいた種では昨年と同じような実がならないかと心配しましたが、十分大きな実がなりました。 ![]() ☆こちらは、雌花です。葉腋から細長い花序を伸ばし、先端に黄色い花を咲かせており、花序の下の方にはハート形の苞があります。小さい実ができています。 ![]() ☆雌花は、まだ開花前ですが、実にはぶつぶつの突起が見えます。ナス・トマト・ピーマンは子房上位(花びらの付け根より上に子房がある)ですが、ゴーヤやキュウリなどウリ科の植物は子房下位(花びらの付け根より下に子房がある)です。 ![]() ☆実の先端に咲く雌花です。5枚の萼片が見えます。 ![]() ☆雄花を横から見たところです。雌花と同じように葉腋から細長い花序を伸ばし、先端に黄色い花を咲かせています。 ![]() ☆雄花の花序の下の方には、ハート形の苞があります。 ![]() ☆雄花です。花冠は5つに分かれており、中央に雄蕊が見えます。 ![]() ☆雄花を後ろから見ると、5つに分かれている萼片が見えます。 ![]() ☆和名のツルレイシ(蔓茘枝)の名は、蔓性植物で、イボ状の実の外観と完熟すると仮種皮が甘くなるという特徴が、ムクロジ科の果樹レイシ(茘枝)に似ていることに由来するそうです。ニガウリ(苦瓜)の名は果肉が苦いためで、英名もbitter melon(苦い瓜)だそうです。沖縄本島では「ゴーヤー(八重山地方ではゴーヤ)」と呼ぶのが一般的で、方言の「マガヤー(曲がっているもの)」が訛ったものという説や、中国語の「苦瓜(クーグア)」に由来するなどの諸説があるそうです。 ![]()
[野菜] カテゴリの最新記事
|