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テーマ:楽天写真館(354363)
カテゴリ:山野草
☆約2週間、北海道の旅に出ていますので、昭和記念公園での自然観察(2016年8月16日撮影)を15回にわたって掲載しています。第9回は、センニンソウです。
☆昭和記念公園の「こもれびの丘」で、センニンソウの花を見ていて、違和感を持ちました。センニンソウの白い花被片(萼片)は4枚であるはずなのに、5枚のものが多いのです。 ☆左側が一般的に見かける花被片が4枚の花、右側の花は花被片が5枚です。 ☆先端が5つに分かれている雌蕊花柱、花被片より短い多数の雄蕊は、一般的に見かけるセンニンソウの花ですが、白い花被片は5枚です。 ☆左右の花は花被片が5枚、右下の花は花被片が4枚です。 ☆確認してみると、花被片が4枚と5枚の花は、同じ茎から出て咲いています。茎は右から左に伸びており、右側の花は花被片が4枚、左側の花は花被片が5枚です。遺伝子の変化によって株全体で花被片が5枚になっているのではなく、花被片が4枚の株の中で花被片が5枚のものが混在しています。 ☆センニンソウの葉は対生の奇数羽状複葉で、小葉は3~7枚です。この葉は、小葉が5枚です。 ☆自然観察では、思わぬ出合いがあるものです。しろうと自然科学者は、花被片が5枚のセンニンソウの花とは初めての出合いでしたが、これは時々見かけられる現象のようです。花被片が5枚のものとともに花被片が6枚のものもあり、花被片が3枚のものもあるようです。 ☆こんなブログ記事を見つけました。 ◎「センニンソウのガク(続編)」【ブログ:神戸の花と木(今の花と木の様子)2015/9/29】 http://kobehana.at.webry.info/201509/article_29.html ☆センニンソウについては8月18日の日記で紹介しました。 ◎センニンソウの花が咲き始めました(2016年8月18日の日記)。 http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20160818/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.09.04 05:02:07
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