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しろうと自然科学者の自然観察日記

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2016.09.14
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カテゴリ:山野草
☆約2週間、北海道の旅に出ていましたので、そこで見かけた植物を紹介します。第4回は、キツリフネです。キツリフネについての説明は、基本的には8月30日の日記の記事を再録していることをお断りしておきます。

☆山中に出かけた時に、たくさんのキツリフネの花が咲いているのを見つけました。(2016年9月4日撮影)。
  • キツリフネ1.JPG

☆キツリフネは、北海道から九州の山地の湿った木陰に生えるツリフネソウ科ツリフネソウ属の1年草です。キツリフネは、葉腋から花序が下にぶら下がり、細い花柄の先に黄色い花をつけます。
  • キツリフネ2.JPG

☆キツリフネの花弁は上側に反り返っているものが1枚で、左右に2枚ずつが合着したものが1枚ずつで、合計5枚です。ツリフネソウの仲間は、花の咲き始めは雄性期で、その後雌性期に変化します。雄蕊が花粉を出し終わる頃には雄蕊が落ちて、雌蕊が現れます。この花は雌性期の花で、花の中央に緑色の雌蕊が見えます。なお、花弁の内側には、赤褐色の斑点が見えます。
  • キツリフネ3.JPG

☆キツリフネの花は、花柄がついている花の付け根の左右に小さな淡緑色の萼片が1枚ずつあり、後方の1個の萼片は前方が筒状で後方は先が細くなって距になり下に曲がっています。
  • キツリフネ4.JPG

☆キツリフネの花弁や後方に伸びて先端が距になっている萼片の内面には、赤褐色の斑点があり、外側からも見えます。
  • キツリフネ5.JPG

☆キツリフネ(黄釣船)の名は、黄色い花が咲くツリフネソウから。ツリフネソウ(釣船草)の名は、花の形や花のつき方が帆掛け舟を吊り下げたように見えることに由来する説、花のつき方が茶席などで床の間に吊るされる生け花の花器(釣船)に似ていることに由来する説があるそうです。
  • キツリフネ6.JPG

☆キツリフネ(ツリフネソウ)の花言葉は、「安楽」「期待」「私に触らないで」などがあるそうですが、「安楽」は細長い花柄にぶら下がって揺れている様子からイメージしたのでしょうか。「私に触らないで」は、熟した果実に触れると弾けて種子を飛び散らすことから名づけられたのでしょうか。
  • キツリフネ7.JPG






Last updated  2016.09.14 02:36:54
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