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しろうと自然科学者の自然観察日記

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2017.05.30
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カテゴリ:山野草
☆近所の畑の脇の道端で、バラモンギクの花を見かけました。(2017年5月14日撮影)。
  • バラモンギク01.JPG

  • ☆バラモンギクは、ヨーロッパ原産の帰化植物で、キク科バラモンジン属の越年草または多年草です。『日本帰化植物写真図鑑(第2巻)』によると、1800年代後半に、食用または観賞用に渡来したそうです。逸出して、北海道や本州で広がってきています。
  • バラモンギク02.JPG

  • ☆ヨーロッパ原産のキク科バラモンジン属の帰化植物には、バラモンギク(婆羅門菊)とともに、頭花の柄が先に向かって著しく太くなるフトエバラモンギク(太柄婆羅門菊)、紫色の花が咲くバラモンジン(婆羅門參)の3種類があります。バラモンギクの花柄は先が太くなっていますが、フトエバラモンギクのようには著しく太くなっていません。
  • バラモンギク03.JPG

  • ☆バラモンギクの根は、ゴボウ根で太く、食用・薬用に利用されるそうです。
  • バラモンギク04.JPG

  • ☆バラモンギクの葉は、互生し、線形から線状披針形で、先は次第に細くなり、丸まっています。
  • バラモンギク05.JPG

  • ☆バラモンギクの葉の基部は広がっており、茎を抱いています。
  • バラモンギク06.JPG

  • ☆バラモンギクの花は、全て舌状花です。バラモンギクの花は、同じように全てが舌状花のブタナのように黄色1色の花ではなく、ブタナと比べて舌状花の数が少なく、雌蕊の下を囲む濃い茶色の集約雄蕊が目立っており、ブタナとの違いははっきりしています。総苞片は8個です。
  • バラモンギク08.JPG

  • ☆バラモンギクは、雄蕊が先に熟して花粉を出す雄性先熟の花です。外側の舌状花は雄性期から雌性期に変わって雌蕊柱頭が伸びていますが、中央の舌状花は雄性期で5本の雄蕊の葯が合着した集約雄蕊から黄色い花粉が出ているのがわかります。
  • バラモンギク07.JPG

  • ☆バラモンギクの花は、総苞片が8個です。こちら側に5個見えますが、裏側に3個あり、合計8個です。
  • バラモンギク09.JPG

  • ☆バラモンギクの果実は、タンポポに比べるとかなり大きい印象で、5角形のような形が見える独特のものになっています。
  • バラモンギク10.jpg

  • ☆玉川上水周辺で広がってきているバラモンギクです。ここ立川市では増えてきています。関東地方では東京都で広がってきているようですが、『日本帰化植物写真図鑑(第2巻)』では立川市で撮影された写真が掲載されています。
  • バラモンギク11.JPG

  • ☆バラモンギク(婆羅門菊)の名は、紫色の花が咲くバラモンジンに対して、黄色い花が咲く菊のような花ということから名づけられたようです。バラモン(婆羅門)は、バラモンジン(婆羅門參)に由来し、西域のバラモン(司祭、僧侶)がこの植物を玄宋に献じたことに由来するそうです。別名は、キバナザキバラモンジン、キバナムギナデシコです。
  • バラモンギク12.jpg

  • ☆バラモンギクの花言葉は、「ひらめきの早い」だそうです。「ひらめきの早い」は、花が咲いてから短い時間で閉じることに由来するそうです。





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    Last updated  2017.05.30 06:00:13
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