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テーマ:楽天写真館(354312)
カテゴリ:山野草
☆ウォーキングコース(玉川上水)で、オニユリの花が咲いています。7月中旬から咲き続けています。(2017年7月24日撮影)。
☆オニユリは、日本全土の野原や田の畔など人里近くに生えるユリ科ユリ属の多年草です。オニユリは、中国から古い時代に朝鮮半島を経由して渡来したと考えられているそうです。日本全国で古くから食用に栽培され、人里近くに野生化しています。 ☆オニユリは、茎の先に総状花序をつけます。茎は、高さ1~2メートルになります。 ☆オニユリの葉は互生し、長さ5~18センチ、幅0.5~1.5センチの披針形~広披針形で、先は尖っています。葉には柄がなく、基部に黒紫色の珠芽(ムカゴ)ができます。 ☆オニユリは、地下の鱗茎と葉の付け根にできる珠芽(ムカゴ)で繁殖します。オニユリは、染色体が3倍体なので種子ができません。なお、一部に2倍体で種子ができるものがあるそうです。ムカゴから3~4年目くらいで開花するそうです。なお、よく見ると、オニユリの茎には綿毛があります。 ☆オニユリの花のつくりは、6枚の花被片、6本の雄蕊、1本の雌蕊です。花被片はオレンジ色で、濃褐色・暗紫色の斑点があり、強くそり返っています。 ☆濃褐色・暗紫色の斑点は、よく見ると花被片から盛り上がっており、花の中心のものは突起状になっているようです。 ☆5年前の秋に観察したオニユリのムカゴです。根が伸びていました。 (2012年10月20日撮影)。 ☆オニユリ(鬼百合)の名は、形が大きく豪快なので「鬼」の名がついたとか、花の様子が赤鬼に似ているので「鬼百合」になったなどの説があるそうです。 ☆オニユリ花言葉は、「華麗」「愉快」「陽気」「賢者」「純潔」「富と誇り」「嫌悪」「荘厳」などだそうです。「華麗」「愉快」「陽気」は花が咲いている様子からイメージできますが、由来はよくわかりませんでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.08.07 06:00:27
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