|
テーマ:楽天写真館(354343)
カテゴリ:山野草
☆4月16日、昭和記念公園の「こもれびの丘」を訪ね、自然観察を行ないました。自然観察記録として、その内容を順次紹介しています。ホタルカズラの花です。(2018年4月16日撮影)。
☆ホタルカズラは、日本全土の林の中や草地に生えるムラサキ科ムラサキ属の多年草です。 ☆ホタルカズラは、ランナーと呼ばれる蔓のような細い茎が地を這うように伸びていき、その先端から根を出して翌年の株を作ります。 ☆ホタルカズラの葉は互生し、葉や茎には開出毛があります。 ☆ホタルカズラは、茎の上部の葉腋(葉の付け根)に青紫色の鮮やかな花をつけます。蕾や咲き始めの花は赤紫色で、しだいにコバルトブルーに変わっていきます。 ☆ホタルカズラの花は先端が5つに分かれており、それぞれの中央に白い隆起があります。この白い隆起は、ムラサキ科の植物に共通する副花冠に相当するそうです。雄蕊5本と雌蕊1本は、花冠下部の筒状の部分の中にあるそうです。 ☆ホタルカズラ(蛍葛)の名は、星形に見える白い筋を蛍の光に見立てたものという説や、瑠璃色の美しい花が緑の中に咲いている様子を蛍の光に見立てたことからという説があるそうです。カズラ(葛)は蔓(つる)のことですが、正しくは蔓ではなく、地を這うように伸びる細い茎です。 ☆ホタルカズラの花言葉は、「高潔」「企み」などだそうです。「高潔」は白い筋が星の光のように見える青い花が葉の緑の中で輝くように咲く様子からつけられたのではという説や、「企み」は雄蕊と雌蕊を花の中心の筒状の中に隠して結ぶタネを守っていることからきているのではないかという説がありました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.05.21 05:00:14
コメント(0) | コメントを書く
[山野草] カテゴリの最新記事
|