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カテゴリ:山野草
☆自然観察ブログ「しろうと自然科学者の自然観察日記」を始めて6年10カ月、連載は連続2,500回を超えました。そこで、「自然観察の振返り」を随時掲載しています。【自然観察の振返り[20]】はキョウチクトウ科の植物です。第5回は、チョウジソウです。(2018年4月19日撮影)。
☆チョウジソウは、本州から九州の川岸や原野のやや湿ったところに生えるキョウチクトウ科チョウジソウ属の多年草です。草丈は、40~80センチです。なお、北米原産の別種が園芸用に販売されているそうです。 ☆チョウジソウの葉は、披針形で先が鋭く尖り、互生しますが一部対生することもあるそうです。 ☆チョウジソウの花期は4~6月で、茎先に青紫色(青藍色)の花が多数集まった集散花序をつけます。 ☆チョウジソウの花は、花柄が約4ミリ、萼は5つに深く分かれ萼片は長さ約2ミリで先が尖っています。 ☆チョウジソウの花は、直径13ミリで、5つに分かれて平開します。花冠の裂片は、狭長楕円形です。それぞれの裂片の付け根の近くに、青紫色のスジが見えます。 ☆チョウジソウの花冠の中心部には、微細な毛が多数密生しているというので観察してみました。 ☆拡大して見ると、微細な毛が多数密生しているのがわかります。これは、他のキョウチクトウ科の植物の副花冠に相当するものなのでしょうか。 ☆チョウジソウ(丁字草)の名は、この花を横から見ると「丁」の字のように見えることから名づけられたそうです。花冠の裂片が平開しており、筒状の花冠の下部と合わせて「丁」の字のように見えます。 ☆チョウジソウの花言葉は、「威厳」だそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.01.26 05:21:46
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