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テーマ:楽天写真館(354276)
カテゴリ:山野草
☆4月15・16日、東京都八王子市の高尾山に植物観察(5回目・6回目)に行きました。その内容を順次紹介しています。カントウミヤマカタバミの花です。(2019年4月15・16日撮影)。
☆カントウミヤマカタバミは、関東地方南西部から東海地方東部、および伊豆半島の山地の林の中にはえる多年草です。カントウミヤマカタバミは、ミヤマカタバミの変種で、葉の裏にある毛がミヤマカタバミより少ないのが特徴です。 ☆カントウミヤマカタバミの葉は根生し、3小葉が輪生しているように見える3出掌状複葉です。柄は6~10センチで小葉はハート形、先端は凹んでいます。 ☆ミヤマカタバミは、葉柄、葉の裏面、花柄、萼片、苞には多くの毛があるのですが、カントウミヤマカタバミの葉の周りには毛があります。 ☆花柄にも、毛があります。 ☆カントウミヤマカタバミの花期は3~4月、花は2~3センチで、白色から淡紅紫色です。 ☆カントウミヤマカタバミの5枚の花びらの先は少しへこみ、淡紫色の条が入ります。 ☆カントウミヤマカタバミの花は、雄蕊が10個、雌蕊花柱は柱頭が5つに分かれています。 ☆この花では、雌蕊花柱の柱頭が5つに分かれているのがわかります。 ☆カントウミヤマカタバミ(関東深山片喰、関東深山傍食)の名は、関東地方の山地に咲くカタバミです。カタバミ(酢漿草、片喰、傍食)の名は、夜に葉を中央で折るように閉じ葉が半分なくなるように見える葉の就眠運動の様子から、「片方喰(は)む」→「片喰み」→「片喰」と転化してカタバミの名前になったという説があります。 ☆ミヤマカタバミの花言葉は、「母親の優しさ」「決してあなたを捨てません」「喜び」「歓喜」です。「母親の優しさ」「決してあなたを捨てません」という花言葉は、当時石見銀山などの坑夫は30歳で長生きだと言われており、その坑夫達を黙って見守っているかのように地面に生えていたことから生まれました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.06.21 05:14:18
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