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テーマ:楽天写真館(354362)
カテゴリ:山野草
☆4月15・16日、東京都八王子市の高尾山に植物観察(5回目・6回目)に行きました。その内容を順次紹介しています。センボンヤリの花です。(2019年4月15・16日撮影)。
☆センボンヤリは、北海道から本州の山地や丘陵に生えるキク科センボンヤリ属の多年草です。 ☆センボンヤリの葉は、根元に集まってロゼット状になります。春の葉は卵形で縁には欠刻があります。いっぽう、秋の葉は、長さ10~16センチ、幅3~4センチの倒卵状長楕円形で、羽状に中裂します。 ☆センボンヤリは、1年に2回花を咲かせ、春型と秋型の2種があります。春の花の花期は4~6月で、高さ5~15センチの花茎の先に、直径約1.5センチの頭状花を咲かせます。 ☆センボンヤリの春の花は、周りに舌状花が1列に並び中心部に筒状花があります。舌状花の裏側は、淡い紫色です。 ☆筒状花は、両性花です。花冠の先端が3つ(3つの放射相称形ではなく大きいもの1つと小さいもの2つ)に分かれており、花冠の中から雄蕊の葯が集まり筒状になった黄色い葯筒(やくとう、集約雄蕊)が伸びてきています。 ☆舌状花は、雌蕊のみの雌性花です。写真では確認できませんが、花冠は大小2つに分かれており、その中から雌蕊花柱が伸びています。先端が2つに分かれた雌蕊花柱が伸びているのはわかります。 ☆これが秋の閉鎖花です。センボンヤリ(千本槍)の名は、秋の花の長い花茎を槍に例え、道端にたくさん並んでいる様子が大名行列で槍の穂先に被せた飾りを連想させるところから名づけられました。(2017年11月3日撮影)。 ☆センボンヤリの花言葉は、「神秘」「希望」「辛抱強さ」です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.06.23 06:20:54
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