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テーマ:楽天写真館(354291)
カテゴリ:山野草
☆植物観察のために遠出することもできないので、引き続きウォーキングコースの玉川上水緑道で見かけた植物を紹介します。アヤメの花です。
☆アヤメは、北海道から九州の山間のやや乾いた草地に生えるアヤメ科アヤメ属の多年草です。「いずれがあやめ(菖蒲)か、かきつばた(杜若)」という言葉がありますが、アヤメは乾いた草地、カキツバタは水辺や湿地に咲きます。 ☆アヤメの葉は直立し、長さ30~50センチ、幅5~10ミリ、中脈(中肋)はありますが目立ちません。 ☆アヤメの花期は5~6月で、高さ30~60センチの花茎が直立し、花が2~3個つきます。 ☆アヤメの花は、直径8センチほどの紫色です。黄色地に紫色の細脈が目立つ3個の外花被片、長楕円状披針形で直立する3個の内花被片、平開して先が2つに分かれている3個の花柱分枝があります。 ☆3個の外花被片は、広倒卵形で平開し、爪部は黄色地に紫色の細脈が目立ちます。 ☆3個の内花被片は、長さ約4センチの長楕円状披針形で直立しています。 ☆3個の花柱分枝は平開し、先が2つに分かれており、裂片には鋸歯があります。 ☆アヤメ(文目、綾目、菖蒲)の名の由来は、諸説あるようです。直立した葉が茂る様子が文目模様(織物や木目に現れた模様)に似ているという説、外花被片の基部に網目状の模様があることに由来するという説などがあるそうです。 ☆アヤメの花言葉は、「良い便り」「メッセージ」「希望」などです。ギリシャ神話の神々の国と地上を行き来する女神イリスに由来するそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.05.24 05:18:24
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