下田での偶然の出会いと別れ
今日はコーラスの帰りにデパ地下そうざいを買いました。四陸のカニ玉と手羽元赤身本まぐろちぢみほうれん草下田人参入りサラダ 玉子ドレッシング19日から2泊で下田に行ってきましたが19日はホテルでディナー20日はいつも伺っているお店へ参りました。このお店は77歳の店主と同い年の女将さんが2人で営んでいますがとにかくお料理が美味しいご主人は若かりし頃箱根の有名ホテルで修行され和食から洋風創作料理までレパートリーの幅も広くまた女将さんはいつも着物でまっしろな割烹着と足袋でとても爽やかです。お店はいつ行っても隅々までピカピカで本当に気持ちのよいお店です。そのお店に始めて伺ったのはもう10年ほど前でしょうか。お店に伺って何回目かの時のことカウンターには常連さんがお一人でお酒を飲まれていてその方が仙台でも働いていたというのでダンナとすっかり意気投合しました。私たちが行くのは主に夏休みですが伺う日は決めていなくて自分たちの都合に合わせて予約して伺っています。そして次の年お店を訪れるとまた意気投合した男性とバッタリ会ったのですごくご縁を感じました。もちろんまた盛り上がって静かなお店でちょっとうるさかったかな。男性はIさんとおっしゃって離婚して今は一人暮らし実は店主とは同級生でお店の近くに住んでいるけれどお店に来るのは不定期ということでした。その日はそのあと行きつけのお店に行くというので早く帰ろうとするとダンナが一緒に行くといって、困らせておりました。後で聞いた話ですがお付き合いしている女性のお店だったようです。その後はIさんにはなかなか会えず昨日は来ていた…みたいな残念なすれ違いが続き数年前にはIさんとご主人の共通の同級生というご夫婦とお店で出会いIさんのお話で盛り上がったものでした。今年は夏にはお店に伺ったもののまたIさんにはお会いできず秋は孫がいてお店にも行けなかったのでこの20日に伺いました。まあIさんのことは気にはなっていたけれどそれよりお店に伺ってご主人や女将さんに会い美味しいお料理をいただくことが私たちの一番の楽しみなのでそれで満足していたのですがいつものようにところでIさんはお元気ですかと聞いてみました。すると少し時間をおいてご主人からお亡くなりになったということを告げられました。一人暮らしの郵便受けに新聞が溜まっていて通報されて発見に至ったということでした。ご主人も口惜しそうに涙ぐまれていました。その日は私たちの他に近くのメディカルセンターに週2回来ている女医さんと単身赴任で近くに住んでいるとある会社の社長さんがおられてお二人共うちより後からお客さんになられたけどうちより何度も来ている常連さんなのでIさんのことはご存知でご主人女将さんも含めて6人で献杯し結局私とダンナは5時間もお店にいました。ダンナもまっすぐ歩けないほど酔っ払いましたがあんなに酔ったご主人を見たのは初めてでした。Iさんはその日は葬儀前でしたが昨日22日に荼毘にふされる予定ということでした。私たちがいつも来ない冬に来たのは偶然のこととはいえIさんが私たちを呼んでくれたのかもしれないとそんなふうに話しながらお酒を酌み交わす夜でした。#おうちごはん