2007/12/30(日)18:06
ひどすぎる「吉原炎上」
五社ファンの私としては、中途半端にリメイクされた
「吉原炎上」など、全く期待していなかったけど…
それにしてもこの脚本はひどすぎやしないか
確かに吉原の事を一生懸命取材して
映画もいっぱい見たんだろうね、この脚本家・・・
でも何を訴えたいのかさっぱり理解できん
●喋りすぎるキャラクター
全ての登場人物が喋りすぎで「綺麗な台詞」を言いすぎ。
自分に酔っている上司の説教みたいで、
もはや何をいいたいのかポイントがずれずれ。
吉原の豆知識を伝えるドラマかと思ったよ。
もっと映像で伝えてくれなきゃ、
ぐっとくる台詞もぐっと来ない。
●あちこちの吉原をパクリ捲くり!
・久野が腹をくくるシーンはさくらん(原作)のパクリだし
・星野真理が結核(?)になるシーンはほとんど陽気楼。
一体何がやりたいのか
●肝心なシーンがない!
綺麗に仕上げたいのはわかるけど、
廓で濡れ場のシーンを描かないのはありえないだろう
なんじゃそりゃ
●プロ意識のなさすぎる紫
紫を「いい子」に描こうとして、
星野真理の部屋に行くシーンを何度も出しているようだが、
プロの花魁なら「移る病気」にかかった花魁に会いにいかんだろう。
行きたいけど、行けない…
部屋の前で何度も扉を開けようとしてやめる位の方が
葛藤があると思うんだが…
言い出したらきりがない位ひどすぎる脚本だね、これは。
本家の五社監督の映画「吉原炎上」を見てないのか…
見たのかもしれんが…
いいたかないけど、やっぱり女の脚本家だなー、この作品は。
女子高ののりで花魁がすべて下品だし、
何よりも話が軽すぎ!
もっと勉強をしなおせといいたい。
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