|
テーマ:最近観た映画。(28076)
カテゴリ:映画
「ファントム・オブ・パラダイス」(原題:Phantom of the Paradise)は、1974年公開のアメリカのたロック・ミュージカル映画です。「オペラ座の怪人」、「ファウスト」、「ノートルダムのせむし男」などの古典を元にしており、ホラー、コメディの性格を併せ持ち、「ロッキー・ホラー・ショー」と並んで1970年代のロック・ミュージカルの双璧を成すと言われています。
監督: ブライアン・デ・パルマ 脚本: ブライアン・デ・パルマ 出演: ウィリアム・フィンレイ(ウィンスロー・リーチ) ポール・ウィリアムズ(スワン) ジェシカ・ハーパー(フェニックス) ほか 【あらすじ】 大人しい性格で容姿も冴えないが天才的なセンスをもつ無名の作詞作曲家ウインスロー・リーチ(ウィリアム・フィンレイ)は、自分の曲を懸命に売り込もうとしていました。大手レコード会社「デス・レコード」社長のスワン(ポール・ウィリアムス)はウィンスローが作った叙事詩的なロックのカンタータを横取りしようと企み、部下フィルビン(ジョージ・メモリ)に命じてウィンスローからカンタータを買い取る約束をさせます。フィルビンはまんまとウィンスローを口車に乗せ、カンタータを横取りしたスワンは彼のパラダイス劇場のこけらおとし公演に使うつもりでした。それを知ったウィンスローが訪ねたスワンの大邸宅には、公演の為のオーディションに多勢の男女が集まっており、ウィンスローは順番を待つ美しい歌手フェニックス(ジェシ カ・ハーパー)と知り合います。オーディションとは名ばかりでフェニックスは身体を奪われかけ、ウィンスローはスワンに会えず、さんざん痛めつけられて放り出されます。ポケットにねじ込まれた麻薬の為にウィンスローは逮捕され、スワン財団がスポンサーのシンシン刑務所で金属の総入歯にされてしまいます。スワンが自分の作品にアレンジを施し、大々的に売り出そうとすることを獄中で知ったウインスローは刑務所を脱走、スワンのレコード会社に乱入しますが、誤ってプレス機に頭を挟まれ、顔と声が潰れてしまいます。こけら落とし前のスワンの劇場「パラダイス」に忍び込んだウインスローは、彼のカンタータが改悪されているのを知り激しい怒りにかられ、スワンにつめよります。スワンは正式契約を結び、「パラダイス」のオープニングをウインスローの曲で飾ろうと逆に持ちかけ、ウインスローは愛するフェニックスを大劇場のオープニングにという条件でこれを引き受け、作曲を続けます。スワンは承諾したように見せかけながらビーフ(ジェリット・グラハム)というオカマのロック・シンガーを主役にすることに決めていました。ウィンスローは劇場の最上階の部屋で作曲を始め、スワンは曲が完成するやいなやウィンスローから楽譜を奪い、レンガで部屋の入り口を塗り込んで幽閉しようとします。スワンの罠に気づいたウィンスローは、壁をぶち破り脱出し、悪魔に魂を売り渡したスワンの真の姿が録画された秘密のビデオを破壊、フェニックスとの盛大な結婚式の中、スワンは醜い素顔をさらけ出して死にます。しかし、それはスワンと契約してしまったウィンスロー自らの命をも失うことを意味していました。 全体的にチープな作りの映画ですが、後半のオペラ的なストーリー展開にぐいぐいと引き込まれます。主人公のウィンスローにとっては悲劇ですが、映画としてはむしろ当時の音楽業界の風刺するブラック・コメディです。当初は体を奪われる事を拒否したフェニックスも、成功するや否や、命を狙われるとも知らずスワンになびくあたりは強烈です。 スワン役のポール・ウィリアムズは、アメリカの作曲家、歌手、シンガーソングライター、俳優で、スリー・ドッグ・ナイトの「オールド・ファションド・ラブ・ソング」、カーペンターズの「愛のプレリュード 」、「雨の日と月曜日は」などのヒットを作曲しています。「ファントム・オブ・パラダイス」の音楽監督を務め、エルトン・ジョン、ビーチボーイズ、KISSなど、当時の音楽シーンを彷彿とさせるユニークな曲を作っています。 ポール・ウィリアムズ扮するスワン〜「ファントム・オブ・パラダイス」 ![]() フェニックス役のジェシカ・ハーパーは、童顔の可愛らしい女優でこの映画でブレイク、その後、「サスペリア」などに出演しています。 ジェシカ・ハーパー扮するフェニックス〜「ファントム・オブ・パラダイス」 ![]() ロックンロールな映画
[映画] カテゴリの最新記事
|
|