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テーマ:暮らしを楽しむ(390044)
カテゴリ:健康
昨日の日記では、不安、恐れ、怒り、悲しみなどの
消極的な気持ちになったとき、精神を安定させる方法として、 中村天風が説いているクンバハカを紹介しました。 クンバハカ (kumvaphacca)とは、 1.肛門を締め上げる 2.グッと下腹を内側から押し出すようにに力を入れる 3.肩の力を抜く この3つを同時に行うことでした。 今日は、このクンバハカがいかに役に立つかを紹介します。 日常生活では、別に肛門を閉めたところで特に体調が良くなるとか、 目に見えて効果が分からないことがほとんどだと思います。 しかし、クンバハカがものすごく意味があることを 実感できる方法を見つけたのです! また、以前何回にもわたって苦悩から解放される方法を書きましたが、 日常生活の中でどうしても肉体や精神を使っていくうちに、 肉体や精神も自分の一部だと思いこんでしまうようになります。 つまり、生(肉体や精神)に執着するようになってしまうんです。 それを防ぐためにも、今日紹介する方法はとても役に立ちます。 私は毎日これを習慣づけることにしています。 クンバハカの威力を実感する方法とは??? それは、冷水を浴びることなんです。 私が冷水を浴びるようになったのは、 4年前に台湾大統領の李登輝さんがそれをしてたことを読んでからです。 波瀾万丈な人生をどうやって統御してたか書いてあって 感動してしまい猿まねで始めたんです。 今の季節だとまだそんなに水も冷たくないので、 始めるにはいい時かもしれません。 冷水を浴びるのって何回やっても最初はびびるんですが、 このクンバハカをして冷水を浴びると、 気持ちの動揺の仕方がずっと少ないんです。 逆に言うと、クンバハカしてないと、 とても気持ちが卒倒して暴れて逃げ出しそうになるんです。 ![]() 冷水を浴びるのを躊躇する人は、もっと簡単な方法があります。 中村天風の、「真人生の探求」(p239)にも説明があるのですが、 洗顔は裸体もしくは半裸体で行うこと をしてもいいみたいです。 こうすると皮膚の抵抗力が増すそうです。 中村天風の本では、冷水浴もいいけど、刺激が強すぎたら、 朝洗顔するときだけでも裸体か半裸体で行うとよいと書いてます。 継続するようにしなければ意味がありませんからね。 ただ、 体の弱い人や、体調が悪かったり病気の時は、行ってはならない そうです。 私も4年前の真冬に体調が悪いからやめようと思ったんですが、 自分に対する甘えだと思って無理に冷水に浴びたら、 風邪を引いてしまい、それに懲りてやめてしまったことがあります。 私は健康のためという理由もあって冷水を浴びてますが、 肉体と精神に執着しない訓練という目的も兼ねてます。 あまりに肉体や精神に執着してると、 冷水を浴びるのがとてもつらいんです。 そんな時、 「あ~自分はまた肉体や精神が自分の物と勘違いし始めている、 いけない いけない」 と思い、意識から肉体と精神を切り離すようにします。 クンバハカと同時にこのように意識を変えることによって、 冷水を浴びることが大きな苦痛にならなくなるんです。 シャワーでお湯を出すとき、最初水が出ると思いますが、 そのときだけでも試してみてもいいですし、 最初は半裸体で洗顔するのでもいいと思いますので、 一度試されてみてはいかがでしょうか? 明日は冷水を浴びたり一時半裸体でいることの意味を 医学的に考えてみます。 お楽しみに~ (補足) 今日紹介した中村天風の「真人生の探求」は、 書店や図書館ではまず置いていないと思いますが、 天風会で購入することができますよ~。 いつも押していただきありがとうございます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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