それはまあ、おいおい・・・。

前回の続きです。

前回、「リ」さんにほぐされて、
心身ともにぐったりしたおかん。



１時間弱、リさんの体重にやられた後



「シタモヌイデ、コレ、ハイテクダサイ」


と渡された紙パンツ。








まあ、紙パンツは慣れてますから。
エステとかで。









着替えました。







またうつ伏せで寝ました。












「オイルデスー」





と、ぬるっとオイルを背中にどばっと。

遠慮のかけらもなくどばっと。

まあ、オイルケチると気持ちよくないしね。








マッサージです。


ああ、こういうのを待ってたんです。








「ウエムイテクダサーイ」








え？もう？


っていうか、上半身しかやってないんですけど、
紙パンツに着替えた意味は？？？







でも言えません。

小心者です・・・・。






仰向けになりました。







胸のところにタオルをかけてくれました。

やはり女性同士とはいえ、ちょっと恥ずかしいですからね。

おっぱい丸出しは。








顔にもタオルかけてくれました。

美容院のように。









っていうか、

顔のタオルぬれてて









息が苦しいんですけど。









スーハースーハー

がんばらないと。




息ができないわけじゃないんです。

がんばればできるんです。








がんばらなきゃいけない状態とは？！






おかしくない？！






いくらオイルマッサージが気持ちよくても、
おかんは息をするのに集中してて、


ぜんぜん満喫できないんですけど。






さすがに言いました。






「コレ、クルシイデース」









おかしな日本語になってるし。

どかせてくれました。

無言で。









怒ってるの？？？








そのまま、顔もオイルマッサージ。

化粧、落としてないけど、そのままで。






まあ、いいか。

汗いっぱいかいて、

どうせ化粧直ししないと外に出られないし。










ああ、きもちいい・・・・。









その後、オイルで全身マッサージ。

紙パンツになった甲斐がありました。




さすがに、仰向けで腹の上に乗る事はありませんでした。






「オワリデース。フキマース。」








濡れタオルで拭いてくれました。

とても簡単に。



「キカエテクダサーイ」








え？！

まだかなりぬるぬる残ってるんですけど。


まだ拭いてくれない？

もしくはシャワーは？







言えませんでした・・・・。









服着ました。

なんか、服がぺったりくっつくんですけど。






部屋出るとき、
ドアノブがヌルって回らないんですけど。






リさん、もういないし。







あ、化粧！




通りがかりの従業員に洗面を聞きました。

案内された場所は

トイレの前の壁掛けの鏡。








ここ？







トイレの中は、洗面がありませんでした。

壁掛けの洗面は、なんていうか、

駅のトイレの手洗い？！くらいの代物。








いやいやいやいやいや

別に大理石の洗面室を期待してたわけじゃないんですよ。


ただ、

化粧ポーチを置いて、

できればいすに座って、

お化粧をしたかっただけなんです。





しょうがないので、

その狭いスペースでお化粧直ししました。



洗面ボウルにポーチを置いて。


かるーく湿らせて。









ぬるってするから、

ファンデもヌルって顔の表面を滑ります。


まあいいや、

帰るだけだし。





お金払って帰ろう。











会計に行きました。

美しいお姉さんがレジのところにいます。



「イチマンエンデース」




あら、あなたも中国人？

ってか、「中国式マッサージ」だからといって、

従業員が中国人とは限らないわけで。




さっきのリさんだって、

もしかしたら韓国人かもしれないし。


その辺、おかんわかんないし。








でもスリムな美しいお姉さん。

どうせならあなたにやってもらいたかった。




指名ってできるのかな？

また今度来るとき。




来るのか？？？








名札は・・・・







「リ」















もうきません。