「坂の上の雲」のテーマが流れる 伊予松山城
先日の松山遠征では、現存12天守の城の1つである松山城を訪ねて来た。現存12天守の城のうち、私が訪ねたのは松山城で8箇所目。松山城は1602年に加藤義明によって築城された平山城で、加藤氏の転封後は親藩松平氏の居城として、明治維新まで伊予松山藩の政治の中心を担った城。現在残る天守は、以前の天守が火災で焼失していたのを、幕末の1854年に再建したもので、現存12天守の中では最も新しい建物となっている。松山城への登城はリフトを利用して遊園地気分で楽チン城内へ進んで行くと高くて強固な石垣が現れ、城の防御力の高さを感じさせられる。 松山城は現在再放送中のNHKドラマ「坂の上の雲」にも登場していて、城内を歩いていると、自然と頭の中に「坂の上の雲」のオープニングテーマが流れて来た。「まことに小さな国が開化期を迎えようとしている~♪」本丸から天守へ向かう。松山城の天守は、大天守、小天守に他の櫓などを繋ぎ合わせた、連立式天守で、姫路城などと同じスタイル。天守からの城内の眺め城は松山市中心部にある城山の頂上に建っているため、天守からは城下町松山の街並みが一望できた。松山城を訪ねた日の昼は松山名物の鍋焼うどんを。夜は宇和島名物の鯛めしを堪能し、愛媛県のグルメを楽しんだ。