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カテゴリ:名所・旧跡
先月の愛媛マラソン遠征旅の続き。
最終日は松山からJRの特急で約45分の城下町、 「伊予の小京都」と呼ばれる大洲を訪ねて来た。 肱川の河畔に建つ大洲城 ![]() ![]() 大洲へは今から30年以上前の学生時代に、 部活の春合宿で行った事があり、 当時は練習メニューを消化する事に一生懸命で、 合宿をした町の印象などはほとんど記憶に残っていない。 当時の大洲城跡には天守はなくて、 後に天守が木造で復元されたと聞いて、 是非とも訪ねてみたいと思っていた。 JR大洲駅から歩いて大洲城跡へ。 ![]() 大洲城は鎌倉時代に最初の城郭らしき物が築かれ、 安土桃山時代から江戸時代初期に本格的な城へと発展した城で、 江戸時代は藤堂高虎、脇坂安治の統治を経て、 加藤氏が明治維新まで長く藩主を務めた。 明治に入るまで天守が残っていたが、 1888年(明治21年)に解体されてしまい、 その後は天守が無い状態が続いていたが、 解体前に撮影された写真や、 残っていた図面や雛型の模型などを元に、 2004年に木造で天守が復元され現在に至っている。 木造で復元された大洲城天守 ![]() 天守からの肱川の眺め ![]() 天守からの城下の眺め ![]() ![]() 復元された天守には他にも何ヵ所か行っているが、 そのほとんどは鉄筋コンクリートで復元された模擬天守で、 木造で本格的に復元されているのは、 この大洲城の他には掛川城、郡上八幡城などごく僅か。 実際に訪ねてみると、 木造での復元の素晴らしさが良く分かる。 天守から下りて来て、 お昼ご飯を食べようと城下町をうろうろしていたら、 こんな場所があった。 TVドラマ「東京ラブストーリー」に登場した赤いポスト ![]() ![]() その場面は覚えていないんだけれども、 大学生だった当時、ドラマは見ていたので、 何となく懐かしい気分に。 ドラマには城下町の外れにある大洲神社も登場したそうで、 思いがけずオッサンの聖地巡礼になってしまった。 ![]() 城下町の喫茶店で遅めのランチにありつき、 再び肱川を渡ってJR大洲駅に戻り、 ようやく横浜の自宅への帰路に。 大洲土産は、 散策中に通りかかった味噌・醤油屋さんで売っていた、 大洲特産の味噌を買って帰った。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.03.04 22:37:32
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