|
カテゴリ:日記
やられましたよ~、台風22号に!!!
家の屋上にソーラーパネルが着いていたんですが、 あの台風で「ドカ~ン」と隣家の屋根に落ちて大変な事になりました。 *** 10月9日土曜日 夕方4時位から凄い雨と風が吹き荒れる中、心配はしてたんですが、 なんせ強風だったので屋上に昇って何かするのは自殺行為だと判断して、 被害が無く早く台風が過ぎてくれる事を家族で祈っていました。 ところが、夕方6時頃、いきなり「ドカ~ン!!パリンパリン!!」 と、凄い音がしました。 「ヤバイ、落ちた!!」 屋上に設置したばかりのソーラーパネルが屋上の打ちつけた鉄板から外れ、 隣家の屋根に落下。隣家の屋根瓦を破壊し、それによって雨漏りが発生。 うちの家は鉄板が打ち付けてあったところが大きく削り取られました。 急いで父は隣家に行き、状況把握をしました。 その間、母はソーラーを取り付けた業者の連絡先を探し出し慌てて電話をした。 「繋がらない…。」 父も隣家から家に戻り、業者に再度電話をしました。 「またしても繋がらない…。」 「名刺にアドレス載ってる?載ってるならメール入れるよ」と、私。 家のPCの所有者は名前的には「父」ではあるが「娘」の私が使用しているので 急いでPCを立ち上げ、業者のHPを調べるが、緊急連絡先は一切書いていない。 「ったくよ~~、使えね~業者だな(-□-メ)!!」と何処か頭の中で 「ブチッ!!」っと線が何本か切れたなと思った直後、私のメール問い合わせがスタート! (メールは購入者である父の名で出す事にしました。) メール文面 先日、御社でソーラーを購入いたしました○○ですが、 本日夕刻6:00頃、台風の影響でソーラーパネルが屋上から吹き飛び、 隣家の屋根を半分破壊してしまい、大変な事になってしましました。 連絡を取ろうとお電話した所、営業時間の6:00を過ぎていた事と休日だった為か 連絡がとれず、困っております。 ・ ・ (略) ・ 緊急な事ですので、至急お電話を下さい。 と、連絡が取れずに不安だという事を書きました。 が、しか~し、あの時の両親の慌てぶりと不安げな顔…。 今まで私が28年間一緒に居た中で、あんな両親の顔を 見た事が無かった私は、怒りが治まりませんでした。 (その後のメール文面) 今回の件で思ったのですが、御社は緊急対応という物は無いのでしょうか? 私事で申し訳ないのですが、娘(私)が働いている会社は、御社と同じ様な業種の会社ですが、 緊急対応の体制が取れているようですが、御社は緊急対応についてどうお考えですか? 今回の様な緊急時に購入先と連絡が取れないというのは 購入者にとってはとても不安でたまらない事だと思います。現に不安になっていますから。 今回は土・日・月と祝日もある3日間、まったく連絡が取れず、 火曜日まで連絡を待たなければならないのでしょうか?(略) と、こういった感じでメールを送りました。 父は自営業で電気工事をしているので、私がメールを打っている間に 一緒に働いているおじさん達に連絡し、翌日撤去作業を手伝って欲しいと お願いをしていました。 そしてその後、両親は「修理代、どうしよう…」とずっと考えていたのでしょう、 笑顔が殆んどありませんでした。 *** 10月10日日曜日 8時に目が覚めた。 部屋からダイニングの方に行くと既に父は作業服に着替えて準備万端。 9時頃、おじさん達が脚立や道具を積んだ車、ユニック付きトラックで 家まで来てくれて、作業スタート。 まず、屋上に上り、うちの家の屋上と隣家の屋根の写真を撮り、現況写真を確保。 いよいよ本格的作業開始。 (作業風景は家の中に居たのであまり分かりません) 隣家に落ちたソーラーパネルを小さく切断して地上に降ろしやすくする。 切断する音が家の中まで聞こえてきて、母と二人「昨日の落ちた時を思い出すね(◎_◎;)」 と、顔が強張る。。。 その間、父とおじさん達は長年一緒に仕事をしている事もあって 息があった感じで作業を進めていく。 ガタンガタンと騒々しい中、一本の電話が入った。作業が始まって2時間後位の事でした。 どうやら昨日私が出した怒りのメールを見て、慌てて業者が電話してきたらしい。 「やっと来たな」と私。 その一時間後、虎屋の羊羹もって業者が真っ青な顔して家に到着。 その会社の社長も数分遅れて到着。 まずうちの父に挨拶に来た社長達を見るや否や、父は、 「隣家の方に先に挨拶に行ってくれ!!」と言い放ったそうな…。 その後、作業は業者が手伝う形で進められ、夕刻6時に作業終了・撤収。 こんな形で父やおじさん達のいつものチームワークを見る事になったのは 悲しい気がしましたが、これで私は28年間なに不自由無く生きてこれたんだなと 感謝の思いで一杯になりました。 *** 実際の所、私の勤めている会社は今回の台風が関東に上陸すると思われていた 金曜日・土曜日と支店に泊まり体制で数人待機をしていましたし、 現地に行く事もありました。 今回吹き飛んだソーラーパネルは隣家の屋根に落ちたまま止まって居たので 幸い、人に怪我を与えたりそれ以上近隣の方に迷惑を掛ける事は無かったのですが、 もしもの事を考えたらゾッとしますよね。 外装はお金で解決できる事が多いですが、人の命はお金でどうにかなるものでは無いですし…。 自然の力って本当に怖いなと実感した二日間でした。 で、もって今回の修理代はどうなるかといいますと… 全額まで行くか分かりませんが、業者が支払う事になるようです。 父に言ってやりました、「今回の作業した労務費、請求しちゃえば?」と・・・。 だって、おじさん達お休みだったのにわざわざ来てくれたんだもん、 休日出勤で時間×100分の25の給料だしてあげないと可哀相だと思うし。。。 もう、こういう体験はしたくないな~と思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|