・「桜」*短歌■ 桜 ・ 歌 他 ■■また咲けばいい・・ 桜が、、 そう言った ・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *誰がために 咲くや花と 問い聞けば 君がためにと もうしける 「たかいで」さんより さくら色に衣はふかく染めて着ん 花の散りなん後のかたみに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
*咲けば散る 咲かねば恋し 山桜 思ひ絶えせぬ 花の上かな 「拾遺和歌集」 中務 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *さけば咲き ちればおのれと ちる花の ことわりにこそ 身はなりにけれ (咲く時が来れば咲き、散る時が来れば自然に散っていく 花の自然の理法のままに自分の身もなっていくのだ) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *花はいろ 月はひかりと ながぶれば こころはものを 思はざりけり (花には花の色があり、月には月の光があると、 自然の姿のままを素直に執着なく眺めていれば、 心は格別のもの思いにもとらわれない。無心でいられる。) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *花の色は うつりにけりな いたづらに 我が身世にふる ながめせしまに *宮中の庭は 長雨・・・ いつの間にか色褪せ 散る花びら 枝に戻れるはずもなく 今の私によく似合う 桜よ 美しいままで・・・いたかったでしょう ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *をのづから あひあふときも わかれても ひとりはいつも ひとりなりけり 一遍上人 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *あさかげに 出でいく人にいひしかば いつていらつしやいは かなしき言葉 -森岡 貞香ー *然り気なく、飾らず、言葉の物語性を拒み、 希有な静けさがやがて読者に訪れてくる詩。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ こちらもクリックしてご覧下さいナ。 2011 1・4
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