2006/04/02(日)16:55
郵便局で
少し前のことになります。
近所の郵便局で、たまたま前に並んでいた老婦人とお話しすることになった。
婦「あら~、あなた4月には帰っちゃうの?短いのねぇ、もっといればいいのに。」
マ(私)「それがなかなかねぇ…。」
婦「それならここで相手を見つけて結婚しなさいよ~。」
マ「えー!?そんな簡単ではないですよっ。」
婦「でも、あなたまだ若そうだから素敵な人が見つかるわよ~」
マ「いやいや、そんな…」
婦(にやりとして)「21、22歳ぐらいでしょ?」
マ「えー!?もっと上ですよう~!(大喜び)」
というやりとりをしていたら、老婦人の番になり、私の番もきた。
窓口で用事をすませると、さっきのご婦人が私を待っていたかのように話しかけてきました。
婦「実はねぇ、うちの息子42歳なんだけどまだ独身なのよ。お嫁さん募集中!」
その後は、息子さんと老婦人の一年前に亡くなったというだんなさんの写真を
見せてくれました。
お役所でバリバリ働いているという息子さんですが、
長い間恋人がいないようで、老婦人は心配しているようす。
婦「あなたみたいな人を見つけてくれればいいんだけどねぇ…」
老婦人いわく「性格も良くて素晴らしい息子」なのだそうです。
写真で見たところ素敵な息子さんで、恋人がいないというのも、縁の不思議さを感じさせられました。
ちなみに、今は息子さんと二人暮らしだそうです。
息子さんと結婚したらこのママと三人で暮らすことになるんだろうなぁ…。
この郵便局で。