しあわせのしっぽ

8日に配水管の清掃があるので、
見える部分だけは片づけなくてはと焦る。



そう、
私はおしりに火がつかないと
動かない。

普段からやっておけばよいものを、
らりらりと過ごしているから
こういう時に慌てるのだ。



清掃が入るのは、
台所と洗面所とお風呂場の排水溝。

６日には洗面台と
洗濯の排水溝を掃除しておいた。

お風呂は出る時に掃除するとして、
問題は台所。



シンク周りを最終的にやるとして、
気になったのは換気扇だった。


我が家の換気扇は
扇風機みたいなのが見えているのではなく、
かぼっと大きくてファンは見えない。

吸気口（というんだろうか）には
油を吸着する不織布のようなものを
貼っているので、むき出しにしているよりは
汚れ具合は軽いと思うのだけど、
側面というか壁面というか、
そういうところに結構埃がのっていることに
気づいた。


まず古歯ブラシで埃を取ってから、
アルカリウォッシュを溶かした水を
スプレーして、キッチンペーパーでパック。

多すぎた水分が流れるのを見ると、
溶け出した油汚れで茶色い。

おー、取れてるよー

と、ひとりで喜ぶ。


そこでふと気づいたのだが、
換気扇の側面（というか壁面というか）には
ぼっちが付いていて、
それがネジになっていて外せたのだ。


入居４年目にして気づいた事実。


早く気づけ、私よ。



で、開けてみたのだが、
次の瞬間後悔した。









一面の綿ぼこり
いちめんのわたぼこり
イチメンノワタボコリ






しかもそれは油を含んで
茶色に染まっている。


ああ、見なければ良かった……


と思ったけれど、
これと共存するのはもっと嫌なので、
撤去作業を開始した。


まず埃を取らないと、
拭くこともできないと思ったので
古歯ブラシで
ちょいちょいと擦ると、
何やら黒い粉状のものが舞った。


とっさに息を止めて
洗面所に走って
派手にうがいをした。




あの黒いヤツは悪そうだ……





作戦を変更しよう。


右手にアルカリウォッシュのスプレー、
左手には穴の開いたソックス（とってて良かった）
を持っていざ！


汚れはつるつるとはがれて、
古ソックスはあっという間に
埃だんごになった。


ああ、なんて清々しい。


しかし、だ。

肝心のファン部分は被いが外せなくて、
ここで作戦は終了した。

この部分は業者に頼むしかないのかな。


* * * * *


アルカリウォッシュさまさま
洗濯に掃除に大活躍♪

いつも袋入りを買っているけど
箱買いしようかな
お得だし


conna