帰省〈遡り日記〉

遅い夏休みをもらって、 相方ときりんと一緒に 私の実家へ帰省。 約７ヶ月ぶりに会うピンキーは、 今年の夏はアトピーがひどかったので 皮膚の様子が変わっていたけれど、 食欲はあって元気。 ただ、小さなきりんが一緒なので 思いっきり甘えられないのが 不満な様子。 一方のきりんは、 いつもの人見知りはどこへやら、 幼き日に一度だけ会ったピンキーの 匂いを覚えているのか、 嬉しげにしっぽを振り振り側へ行く。 ピンキーの方でもしっぽを振りながら 匂いを嗅ぐものの、きりんがしつこくしすぎると、 軽く警告する。 叱られてもピンキーのことが好きなきりんはめげない。 ピンキーが木陰でくつろいでいると、 自分も庭に出て遊ぶ。 初めての庭遊びが楽しくてたまらない様子のきりん。 芝生やリュウノヒゲの感触を楽しみ、 蝶々を追いかけ、倉庫の隙間に潜る。 きりんも夏休みを満喫。