2012/04/21(土)15:18
グレ「カボシャール」。
今日、久方ぶりに手にした、グレの「カボシャール」をつけてみた。
香水を使い始めた頃、この香水をつけて、むせて気分が悪くなったことがあった。
一度は手放したのだけど、「ミツコ」を恐る恐る少し前につけてみたら、めちゃめちゃいい香りでびっくり。
それからシプレが平気というか、むしろ好物に。
で、勇気を出して、もう一度手にした「カボシャール」。
『意地っ張り』という名前の通り、辛味があって、ツンとしたとこもある。
でも、上品さがあって、名香と呼ばれるのが分かった気がした。
香りが変わったんじゃない。
立ち上がる香りは、確かに記憶の中のものと一致してる。
変わったのは、私の香りの好みと体質だろう。
昔は駄目だったものが、今は心地よい。
今なら、「夜間飛行」も大丈夫かも・・・?なんて無謀なことを考えてみたりする。
「ルールブルー」も、予想をはるかに超えていい香りだったし。
ただ、逆に受け付けない香りも増えた気がする。
オゾン系や、フルーティ系、リンゴ系の所謂万人受けするタイプの香りなど。
ブルガリのムスクも、気が付くと苦手になってきてる。
人間、歳を取ると好みが変わるのねぇ。
それに伴い、じわじわと香水が増えて、香水棚から溢れている状態。
収められる量だけ、と思ってるけれど、なかなかそうは出来ない感じ。
ともあれ、名香に出会えて感謝。