目指すはお気楽人生

郵政民営化法案が参議院で否決されて、小泉さんが衆議院を解散した。
政治の話を書くのは初めてだが、今日書かないと書く時がない。

個人的には総論賛成各論一部？？？の郵政法案だったが、何とか通って欲しかった。
私は、本当は郵便局は国営がいいと思っているが、特定郵便局制度は大反対だ。そもそも(実質)世襲制ってのが明らかにおかしい。世襲制があるからこそ世間一般から悪者のように思われている。

今回の法案はすべて民営化とすることが目的であったが、これは郵便事業を根本から作り直さなければいけないという考えからきている。郵便局をどうのこうのすると言うのは実は小さな部分だ。

今回はだめだったが、将来的には必ず成し遂げなければいけない郵政改革。

ところで、総選挙では反対票を投じた議員は自民党は公認しないそうだ。
かなりの人たちが思ってるだろうが、亀井さんや綿貫さんは明らかに”悪人顔”だ。利権は絶対に手放しませんよと思い続けた古い政治家の代表のような顔をしている。実際にどうかは知らないがあくまでもイメージだ。

辻元清美並みの攻撃力を備え始めたが夫に裏切られた野田聖子さんやかつて次期首相候補といわれた平沼さんも反対派。３７人いる自民党に公認されない人たちは、どれくらい選挙で勝てるだろうか？おそらく半分以下になるであろう。何を言っても亀井さんや綿貫さんの仲間と思われ改革反対派のレッテルを貼られたようなものだ。
政治家生命に終止符を打たれる人も沢山出るだろう。

旧社会党そのものの民主党が政権を取る可能性が出てきた。でも、今回の国会で民主党は何をしてただろうか。自民党が分裂するのを浮き足立って見てただけで、政治活動をやってないも同然だった。
支持率は低いのに反自民党票だけで躍進してきたのに、この選挙でまた支持されていると勘違いするだろう。

結局は、自民党の自爆に飽きれはて、残りのダメ政党に投票する気も起きない有権者が増えていくだけで、低投票率になるに違いない。

政治小国日本は、また空白を作ってしまった。