レニングラード国立バレエ団「バヤデルカ」
どうせレッスンはできないにしても、年末から溜めたままの仕事のことで昨日の公演に行くかどうか、ぎりぎりまで迷いましたが、行ってきました。ルジマトフそんなに贔屓にしているわけではないけど、最後のバヤデルカだしシェスタコワもガムザッティで登板だし、やっぱり行こうと決めた時にはもう得チケもなく、当日券で見ました。ルジマトフのバヤデルカを観るのは2004年以来6年ぶり。2004年もガムザッティはシェスタコワで、ニキヤは確かザハロワでした。2004年の舞台と比べるとやはり勢いが衰えていることは否めないとは思いますが、ルジマトフのオーラは健在です。ルジマトフが舞台に出てくると一気に盛り上がっていきます。シェスタコワも大好きなバレリーナですが、正統派で高貴な感じがするのでガムザッティがぴったり。シェネのとき腿から足首まで内側がぴたーっと付いたままくるくる回っていて驚異的な感じがしました。ニキヤが倒れた時にソロルが近寄って抱きかかえるところで2幕終了するとことか寺院崩壊の後大僧正がニキヤのスカーフを手に持ってスロープを上って行く途中スカーフが空に舞い上がって行き3幕終了するとことか、ほかの版と少し違う演出でしたが、それはそれで面白かったです。影の王国の場面は観ると年末の発表会で本来の踊りができなかった悔しさをまた思い出してしまうのではないかと思いましたが、意外に思い出しはしなかったです。多少はもやっとしましたが、それよりも演奏が妙に早いなあとか、へー変わった振り付けとかいろいろ気が紛れて、辛い気持ちにはならなりませんでした(笑)あと、物語も影の王国で盛り上がってきたので、引き込まれていきテンションあがりました。結構ドラマチックな進行だったとおもいます。いい舞台を見るとレッスンのモチベーションが上がりますが、今回も観ていて早くレッスンしたくなりました。歩くだけならほぼ支障なくなりましたが、走るとかは無理で、いまだに伸縮包帯で固定している段階なので、レッスンできる状態ではないです(・・,)グスン今日も、接骨院と整形外科はしごです。あせらず治療するつもりでしたが、そろそろ焦ってきました(>_