お気楽?北京生活-みたび北京、子育て中-

2005/06/29(水)00:45

「自分らしく」生きるとは?

つぶやき(56)

☆今日一日寝ながら考えた。 「自分らしく」生きるってどういうこと? 例えば 今回の就職。 事前に聞いていた職種とは まったく違う職種を担当させられる そのことがきっかけで 結局 電話にて採用をお断りをした。 でも もしここで ・北京にどうしても残りたい ・なんとしてでも北京で働きたい ・意地でも彼と一緒に北京にいたい と言う気持ちが強かったら 普通は すんなりといかないまでも とりあえずここにいるために働こうかな と承諾するのだろうか。 私のやったことは ただのわがままに過ぎないのかな。 もしこのことを 今回の募集にどうしても採用されたかった人や 北京にいられば何の仕事でもいいからと切望する人 ビザの問題等でのどから手が出るほどこの仕事が欲しかった人 達が知ったら その人達から石を投げられてもおかしくないよね。 私のその理由って。 理想の とはいかないが せめて希望に近いお仕事に出逢うまで がんばろうとするのは 間違ってるのかなー。 でも 始めて北京で働いたときに わかったんだよね。 いくら待遇やお給料が良くても 自分が興味の持てない仕事だと 単なる苦痛に過ぎないって。 あの時は SARSの流行がひとまず収まった後で いろいろ大変だったことに加え ビザの期限が間近に迫っていて 大学の学生課(?)の先生が 紹介してくれた就職先に あっけなくきまってしまい 正直言って あまり興味のない仕事だったけれど ビザ獲得に加え北京での生活を続けるために あえてこの会社で働くことを決意した。 始めてみると やはりぜんぜん興味がもてなくて それでもしばらくはがんばろうと思った。 でも 365日シフト制だったり お昼の休みが30分しかなかったり 朝7:00~定時を超えて夜9:00まで働いたり 残業することが当たり前になったり(もちろん残業代は出ない) どうしてか、他の人よりもプラスアルファの仕事をさせられたり そういうことが続いていくと もともと興味のない仕事に さらにマイナス要因が加わって 結果的に 早期の退職を迎えてしまった にが~い過去がある。 だから どうしても今度こそは そういう繰り返しをしたくなかった。 友人の中には 「とりあえず働いて  また仕事を探したら」 という意見もあったが 私はそういうのはたぶん向かない。 まじめとか、会社に対する忠誠とかではなく もともと結果が見えているのに お互いにとってメリットのないことを することに対して躊躇があるから。 そういう風に考えたこと それが「自分らしく」 というならば 私の生き方はあまり利口ではないのかもしれない。 北京で働けるなら なんでもいい そう思えたらどんなに楽だろう。 でもそう思えないところに 「自分らしさ」が あるのであれば もうお手上げとしか言わざるを得ないかな。 彼がいるから 北京で働くことを希望しているけれども どうしても 自分の望む仕事がここでみつからないのであれば 潔くあきらめて 日本で働くのも一つの方法だと 頭ではちゃんと理解してるんだけど 心がそれを納得していなくて いまだに だらだら北京で仕事をさがしている そのことが 時々未練がましいのね私、と自虐的に思ったりもして。 彼も私のせいで いろいろ振り回されて 大変だし可哀想。 「自分」が「自分らしく」あるために 一番何が自分にとって 大切なのかを 必要なのかを よく見極めて進んでいきたい。 本日の最高気温29度。最低気温21度。 先週と比べるとだいぶ涼しくなりました。 でも夕方や夜に激しい雨が降るのでむしあついかな。

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る