日本人と欧米人のカラダはすんごい違う!
産後の大切さをどんなに言ってもなかなか実行してもらえないのは「そんなこと言っても、病院じゃあねぇ・・・」ってやっぱ、そっちをとっちゃうからね。そりゃあそうだよね。アヤシイ整体の先生より病院の先生たちの言ってるほうが世の中のジョーシキとして通ってるほうがシンピョウ性、あるんだろうね。今の病院出産のスタイルは欧米人の骨盤に合わせたスタイルなんだよ。私は縁あってけっこう欧米人を整体する機会が多いんだけど日本人と欧米人のカラダってすんごい違うよ!おんなじ骨の数でおんなじ筋肉の数って信じられない。違うイキモノ、とでもいーましょーか。巷では「日本人のカラダはずいぶん欧米化して・・・」っていうけど、そんなことないって!これだけカラダが違えば、思考や感受性が違っても不思議じゃあないよなあ、って思ったよ。トラの健康法を牛が真似しても、ゲンキになるわけがない、そーゆー感じ。特に骨盤。弾力も得意な動きも違うんだ。欧米人の骨盤は弾力があって、前屈気味。「走ったり動いたり」ことに適している。それに対して日本人の骨盤は大きくて丈夫でどっしり。「重心を低くして作業をしたり、集中してじっくり何かに取り組むこと」に適している。なんだこれ~!「狩猟民族」と「農耕民族」ってことかあ!こんな近代化されててもまだまだカラダは「ヤリ持ってうっほうっほ」と「黙々田植え」なんだあ!まさか整体やってこんな発見と出会うとはなあーーー。だからさー、合ってないんだよ。出産スタイル。産んでもすぐに「うっほうっほ」できる人たちの出産なら産後すぐ歩いても大丈夫だけど「黙々」組の私たちは、やっぱり回復まで休まなきゃ。床上げまでは3週間。昔の人はナゼ3週間?って思わずに代々みんなやってるから、って守ってきたんだろうけど、ほんとにね、ちゃんと波があるのよ。3週目に。オドロキ。やっぱり私たちの体をゲンキにする鍵は日本の文化にあるんだよねえ。ムスメの合気道の先生が「日本の文化はカラダ文化だからカラダ作りが大切」って言ってたのがよおおおく分るんだ。今の日本人は、あと1000年くらいすればカラダも変わってくるかも知れないけど、今のところはまだ「日本人のカラダ」のままなのに使い方は「日本人」を辞めちゃってるからやばいよねえ。せめてたまには正座をしよう☆