オンナを磨くココロと体の使い方

2005/10/05(水)13:41

秋のカラダとココロ

「食欲の秋」「スポーツの秋」「芸術の秋」。気候的に過ごしやすい季節だから、実りの季節だからっていう理由だけでなく、カラダ的にちゃあんと根拠のある「秋の理由」についてお話します。 「食欲の秋」の正体は出し切れなかったオシッコのせいだった! 実りの秋、確かにおいしいものはいっぱいあるけれど、こんなにお腹が空いて、こんなに食べられちゃうのは、カラダ的な理由もあるんだよ。 秋って言うのは夏の間には汗を通して排泄できていた水分が秋になって汗をかきにくくなってしまうためにオシッコとして排泄しなければならなくなる。だから、腎臓はフル回転。 よく働いてくれるけど、くたびれやすい季節なんだ。 それに加えて、秋口の朝方の冷えはけっこうキツイ。冬より昼夜の温度差が大きい分キツイんだ。特に寝ている時の体は無防備だから、体がその温度変化に対応できなくて、動きの悪い重心側だけが縮んじゃって、体全体が捻じれた感じになっちゃう。 体って大まかに言うとおへそのあたりを中心に捻じれて来るんだよ。どうしてかって言うとそのへんは肋骨や骨盤みたいに大きな骨がないから捻りやすいんだ。 そしてちょうどそのあたり、おへその裏の左右両脇にあるのが、これまた腎臓。 ただでさえ仕事の増える秋なのに更に捻られちゃってもうクッタクタ~。オシッコの排泄もスムーズに行かなくなっちゃう。 オシッコにはその名のとおり「尿酸」が含まれているけど、オシッコの出が悪くなって溜まった尿酸は行き場がないので「胃酸」に化けちゃって結果胃酸過多状態になるらしいんだ。それが食欲の秋の正体。 この事実を知ってしまうとお腹が空いても「あぁ、オシッコが胃袋に回ってるよ」と思っちゃってうまい具合に食欲減退?ってなればいいんだけどね。 「スポーツの秋」の正体は冷えによるからだの捻じれから生じる「勝とう!負けまい!」の感受性のせいだった! 捻じれた体が生む感受性はその名のとおりの「へそ曲がり」や「闘争心」。 「体を捻って闘争心?負けず嫌い?ホントぉ~?」ハイ、ではここで鏡に向かって「アンタには負けないからね!」って言ってごらん。ホラ体を捻ったでしょ?捻ったほうセリフに迫力出たでしょ。バカバカしいけど体の動きと感受性ってこんなふうに関係があるんだよ。 「へそ曲がり」や「闘争心」ていうと聞こえが悪いけど、忍耐強いのもこの体なんだよ。 たとえば、オシッコを我慢する時、痛いのを我慢する時って無意識に体を捻るでしょ。「我慢」とセットになった体の動きなんだ。 だから勝ち負けのある、そして忍耐力の必要とするスポーツにはうってつけの体状況なわけだ。 この季節、何だかつまらないことに絡みたくなったり、勝ち負けにこだわりたくなったり、 負けたくなくて見栄を張ったり、あまのじゃくになっている自分を発見したら、鏡でおへそを見てみて。本当に曲がってるぞ。 「芸術の秋」は皮膚感覚の変化 体にはリズムがあるよね。呼吸のリズム、脈のリズム、女性は生理のリズムや出産のリズムもあるでしょ。だから女性はリズムを意識するととっても体がハツラツとして来るんだ。 季節によってもリズムがあるよ。春がフワフワなら、夏はダイナミック、秋はそこから急に静かなリズムに切り替わってくる。そうすると皮膚感覚もぐーっと密になって、感性が豊かになるんだよ。いい音楽を聴いたり、絵を見たり、芸術に親しもう。いつもより感動できる感性豊かな自分を発見できるよ。特に腎臓は耳と関係があるから音楽はおススメ。

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