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私たちが「お体を拝見する」というのは
単にここがねじれている、こっている、ということを見るだけではないんです。 たとえば 「右の腰が痛い」と訴える、その方の「痛い感じ」はどういう感じに「痛い」のか、 右の腰が痛い、今のその方のお体なら、どんな気持ちになるだろうか、 そうやって、その人の体と心を自分のこととして感じられるように 心を沿わせて観察をしていきます。 そうすると、そのトラブルのもとになる、もっともっと深い部分、 自分自身に対する価値観などが、体を通して見えてきます。 そしてもう一つの観察は、その方を拝見している自分自身の心です。 その方の体を知って、自分がどう感じているのか、 自分の心にどう響いているのか、 施術はそれを伝えていく手段のひとつです。 お体を拝見させてもらって、施術をして。 外から見るとそれだけのようですが、 実はもっともっと深い部分でのコミュニケーションです。 心を沿わせて、その人を感じるだけでも、 自分の意見を伝えるだけでも、 コミュニケーションは成立しません。 その2つがそろって、丸い輪のようにこころとこころが循環すると、 深いコミュニケーションが成り立つのです。 整体って、けっこう深いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年12月15日 09時27分03秒
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