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昨日の土曜日は、子供たちを連れて僕の実家の方へ一泊してきました。
今回は、かみさんは家で片づけやら大掃除やら昼寝やらで、自宅にいて休養日(^^; 子供たちはと言えば、実家に行けば厳しい母親の目を逃れて、したいことがさせてもらえるので大喜び! じーさん、ばーさんたちも、一日くらいなら孫可愛さと世話疲れのバランスで、やや可愛さの方が勝つので、みんな丸く納まっていい感じです(^^)v おまけに今回は、下の娘が「今日はおじいちゃんと寝る~」なんぞ言い出したもんだから、女の子を育てた経験のないうちのオヤジは、ニヤニヤとやに下がっておりました(笑) (寝相の悪さには驚いてましたが、、、) うちの両親は、今年でどちらも70歳になります。 父は、今年から完全に年金暮らしです。 それまでは、中学卒業後から50年以上ずーっと印刷業界にいました。 父の知り合いに聞いた話では、印刷技術に関しては、東の誰それ、西の○○(西がうちのオヤジです)と言われるぐらい業界では有名人なんだそうです。 だから、55歳で大手印刷会社を定年退職した後も、あちこちの印刷会社からぜひ技術顧問として来てくれ!という要望が殺到し、定年後の方が給料が上がったというとんでもない人なんです(^^; とにかく器用!才能と言う言葉は、この人のためにあるという気もします。 元々機械には詳しいし、字を書かせれば、いろんな書体を筆でサラサラと書き分けるし、ハーモニカもプロ級の腕前を昔からいつも風呂で披露してました。定年後には、車の免許は取るし、エレクトーンを始めれば、今や両手両足バラバラに動く・・・ おまけに人当たりがいいので、あちこちの集まりからしょっちゅう声をかけられるし、とにかく「退屈」という言葉とは全く無縁な人です。 その退屈を知らないという点だけは、僕もよく似てますが、ひとつひとつの仕事の完成度の高さといい、仕上がりの美しさといい、この人には勝てん!と今でも思います。 最近の父は、竹トンボ作りに熱中しております。 竹トンボは実は世界的な競技なんだそうで、ありとあらゆる創意工夫をつぎこんで、記録をめざして竹トンボの改良を続けながら、一方では、ボランティアで小学校に竹トンボ作りの指導にいったりしてます。 また、ついに料理も始めました。 これは、自分が先に死んでしまったときのために、という母の作戦で、料理教室に何回か通ったのがきっかけで、ここんとこ毎朝父が朝食を作り、母が2階から降りてくる足音でパンを焼き始めるんだそうです。片付け物も一緒にするそうで、「楽になったぁ~」と母も大喜びしてました。 それでも、四六時中一緒にいるわけですから、つまらないことでよく夫婦喧嘩もします。 そんなときは、言いたいこと言った後、こうするそうです。 「もう老い先短いのにケンカばっかりしとってもしょうがないけん、そろそろやめようか」 「そうやね」 ・・・円熟の味を感じました(^^; ここんところ母がちょっと体力が落ちてる感じですが、二人ともいつまでも元気で長生きしてほしいですね~(^^) (でもあのオヤジが90歳になっても、やっぱり勝てないと思う、、、笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 23, 2003 01:13:44 AM
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