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テーマ:生き方上手(686)
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昨日5/5の早朝、息子と一緒に月食を見ました。
ややブレてますが、5月5日4:30a.m.の福岡でのお月様です。 息子も朝4時過ぎから起きて、生まれて初めて見る天体ショーに喜んでおりました。 考えてみれば、現代に生きる僕らは、お月様のことをとてもないがしろにしてるような気がします。 昔は、月は照明でもあり、カレンダーでもあり、月を見れば今日が何日かはわかったわけです。十五夜は必ず満月だし。また、月の位置でおおよその時間もわかったんじゃないかと思います。僕らは、立待とか寝待とか十六夜とか言われても、その月が何時ごろ昇るのかなんて、調べないとわかりませんね(^^; 農業の方でも、種まきの時期なんかは月を見て決めたらしいし(確か新月の頃がよかったような・・・)、満月の日には人間の気持ちが高ぶるのか、普通の日よりも犯罪発生率も上がるというデータもあります。 以前、ここにも書きましたが、お月様ってほんとに不思議で、その理屈はわかりませんが、僕らがお月様の影響を受けていることは確かです。 僕ら人間は、ともすると「自分の力で生きている!」と思いがちですが、お月様をはじめ他の星や、山や川、岩や土、動物や植物など、一見何の関係もなさそうな有象無象の影響を多分に受けて、この世に存在しているんだと思います。 そうした目に見えない影響に思いをめぐらすとき、またそうした影響を感じ取ろうとするとき、ふと「生きている」という感覚が変化する一瞬が訪れます。 ※ちなみに、今の暦は太陽暦で、旧暦は大陰暦だと長い間思ってたんですが、実は違って、旧暦は太陰太陽暦というんだそうです。つまり、「年」は太陽暦に合わせて、「月」を大陰暦で考えるという仕組みです。したがって、うるう月なんてのもあって、さらに大の月、小の月が毎年変わります。だから昔は、暦は大小とも呼ばれていました。 ※ついでに時間については、昔は、日の出を明け六つ、日の入りを暮れ六つとして、その間を6等分して時刻を決めてました。つまり、同じ一刻でも季節によって長さが変わります(=不定時法)。六つ(6時),五つ(8時),四つ(10時),九つ(12時),八つ(2時),七つ(4時)という数え方をします。丑三つ時というのは、丑の刻(八つ=2時~4時)を約30分ずつに4等分して、その3つ目ということで、午前3時~3時半を指すそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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