レビー小体型認知症介護日記

2005/02/22(火)09:41

予告編の続き

心のたび(60)

最近ではひとつのコメントもなかった、三日前の日記。 いけませんね。 怒り・憤り・睡眠不足で書いているから、こいつは何を言おうとしてるんだろう。 わたしでもそう考えてしまいます。 どんな立派な記事も面白くかかれてなければ誰にも読まれません。 ザッツ・エンターテイメントです。 いまのわたしの目標です。 介護しかも母のことをシビアに書こうと思うと、記事がかなり暗く、重いものになります。 皆さん日々の疲れを癒すために、ネットされていると思います。 シビアな記事を如何に楽しく読ませるか。 これからのわたしの課題です。 そしてその反応を見るのは、あなた様のわたしへの記事のコメントです。 20年前にわたしの雇い主だった某女性がお怒りになっていました。 深夜わたしは彼女に呼び出され、名古屋の栄(歓楽街)の店に出かけました。 店に入ると「いらっしゃいませ!」の言葉もなく、わたしを見つめる怒りの目がありました。 ママの怒りが店に伝染し雰囲気が悪くなります。 もう20年も店を切り盛りしているので、客も逆らえません。 「そこにお座り、このうそつき男、高慢ちき男」 お絞りを出されることもなく、すごすごすわります。 「なんだい!あの燈台守56の日記は!」 どうやらわたしの日記を彼女は読んだようです。 「どうやってわかったの?」 「そんなことどうでもいいことでしょう」 「でも・・・」 「あんな優しいお母さんを、こんなにしたのは、お前だろう。  それを自分はさも親孝行者で、悪いこと何もしてないように書い て、みんなに優しい燈台守さまですねって書かれて、やにさがり ゃがって~~」 今までの彼女のわたしに対する不満が爆発してました。 店の客もわたしを知っている人が多く、自分がしかられてるように聞いてます。 「みんなもお聞きよ!  亭主・息子は外でいいかっこつけて飲んでる。でも。   それを待っている、妻・母は帰ってこないお前たちトウヘンボク を心配してるんだ」 「飲むなとはいわない。  善人面して飲めるようにしてもらってる、女に感謝しろと言うん だ。  ありがとうの一言も言えない男をわたしは、認めないよ!」 「きょうは、これで店じまい。  金は、いらないからみんなお帰り。  お前は、お残り!」 顔見知りの常連が、大変だなという顔をこちらに見せます。 それと開放されて一安心の顔も見えます。 「これはわたしの遺言と思って聞いてよ」 「あなたは頭がいい、人もいい、みんなに好かれる」 「でも一人でやろうとしすぎる。みんなの助けをかりなよ」 「みんなあなたが、このまま終わってはもったいないと思ってるの よ。素直に助けを受け入れなさいよ」 「そしてあなたが余裕が出たら、みんなにお返しなさいよね」 家に帰ったら母がトイレでひっくり返っていた。 わたしを見て 「よかった。おしっこもらっしゃったから、きれいにしようと思ったけど、できないから、ごめんね」 わたしの中で何かがはじけた。 おもしろいブログは?人気blogランキング

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