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カテゴリ:平塚
地区の社会福祉事業の案内が回覧板でまわってきた。
「車椅子の取扱いと介助訓練講習会」 先日の結婚式でお会いしたYさんは、現在車椅子生活中。 あいかわらずダンディだったけれど、車椅子姿に少しショックを受けた。 結婚式の後、私が観光サポーターをしていることを知ると、 「今度平塚を案内してね」とメールがきた。 結局知識がないと、車椅子を押す手伝いもできないのだ!と思った私にとって この案内は神様からの「出ろ!」という命令みたいだった。 出席者は30名。 平塚市社協の方が講師となり、簡単に車椅子の取り扱いと介助の説明を 受けたあと3人1グループになって、外で実習になった。 車椅子で進むのは、ちょっとの段差でも大変。 おまけにちょっとの段差を超えるために、車椅子の上部を持ち上げるのだけど 車椅子に乗っている人が椅子ごと思いっきり傾く。 てこの原理で動かすから、力は思ったよりもいらないけれども とにかく怖い。自分の腕に全責任がかかっていると思うとドキドキする。 交代して車椅子に乗っているのも、相手を信頼できないと怖い。 だって自分の意思と関係なく動くのだから。 ウワァ!!ガタガタする。段差で傾くと怖いよ~ うわぁ!前から車。とまってくれるのかな? 歩く時よりも目線が下がるから、ゴミが落ちているのもキニナル。 それよりも何よりも、介助してくれる人に申し訳ないような気がした。 体重重くない?坂道が多くてごめんね。段差が多くてごめんね。 障害物が多くてごめんね。なんだか自分が悪い気になる。 段差や、歩道と車道の境目の障害物は目の不自由な方のために必要なんだって。 講習会が終わって、家に帰ったらまた雨が降り始めた。 外での体験実習が終わるまで、雨を降らさずにいてくれたみたい。 わずか2時間弱の体験だったけど、受け止めたことは重かった。 Yさんの介助しながら平塚を案内するには、もっと勉強と体験をしなくっちゃ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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