テーマ:小学生ママの日記(28571)
カテゴリ:小学校
サリーの家の中は、人から見えるところは綺麗に片付いています。
ですがクローゼットをあけたら積み上げられたものが倒れてきたりします。 引き出しの中には服をたたまず詰め込んでいます。 そんな母親に育てられたプチーが学校から持って帰ってくるプリントは、ランドセルの底で くちゃくちゃにプレスされ、消しゴムには鉛筆の芯が何本も突き刺さっていました。 プチーの担任の先生が、あきれていらっしゃるのは間違いありません。 わたくしたち、かなり[乱雑][粗雑][いい加減]親子ですもの・・・。 担任の先生によるこの[どうしようもない親子]の改造計画は四月に入学した時点で既に 始まっていたように思います。ですが、当の本人達は、正直言って 字を丁寧に書くとか、プリントがどうとか、そんなことにまで気をまわす余裕が 全くありませんでした。 毎日のようにお友達とのトラブルがあり、どうすれば状況がよくなるか、いったいどうすれば うまく切り抜けられるのか、話し合ったり、励ましたり、叱ったり、たしなめたり。 サリー自身はプチーが不憫に思え、ですがそれが行き過ぎて[うちの子に限って]に なってはいけない、と自分に言い聞かせていました。 どんな状況もプラスにとらえ、いい面を見つけるべきだから、と努めつつ 物がなくなる度に「また、とられたのでは?」と怒りがこみ上げてきたり。 先生からのプチーの評価は相変わらず低く、学校では「何をさせても駄目」な [できの悪い子]です。ですが、お友達とのトラブルに少しずつうまく対処できるように なってきたプチーを見ていると、サリーにも余裕がでてきました。 ようやくまわりをキョロキョロできるくらいにまでなってきました。 プリントはきちんとファイルに入れて[ピシッとした状態]で持って帰ってくる、とか 先生の話をよく聞いて、課題をきちんとこなす、とか、そういった[学習面][生活面]に 気を配る余裕が出てきて初めて、「こりゃヒドイ・・・」と気がつきました☆ うちに遊びに来てくれる女の子たちにちゃんとできていることが、プチーには 全くできておりませんでした! ちゃんとできていたら先生にもらえるスタンプ、シール、の類は、プチーは全く 持っていません。 他の女の子たちが「私は26個♪」「私、20枚♪」と、シールやスタンプを数える間 プチーはすることすらないのです。だってひとつもないのですから。 実はサリーは「これができたらシールをあげる」というやり方が嫌いでした。 講師をしていた時から嫌いでした。 最初からご褒美がわかっていて、それに向けてがんばる、という考えがいやだったのです。 何かに向けてがんばり、いい結果が出て、それだけでも充分うれしいけれど その上、サプライズでご褒美までもらえちゃった、という方が好きで 今までずっと、そのパターンでやってきました。 何をしてもご褒美なんて無しです。がんばって出せた[成果]そのものがご褒美です。 ですが、担任の先生のこの考えに賛同できないからといって、やめてください、という つもりもありませんし、先生がこんな風になさるのであれば、それを最大限利用するのが 結局一番ですから 「シールやスタンプをもらえるように、がんばってみよう」 と言うことにしました。 母親自身が細かいことに全く気をつけることができず配慮の足りない人間ですから 担任の先生には、親子ともどもお世話になり、たたきなおしていただこう、と 腹をくくりました。 先生の言葉にしっかり耳を傾け、家で気をつけ、先生と二人三脚で取り組むことにより プチーに必ずよい影響があると信じています。 ここでサリーが先生に反発してしまい(感謝している部分もありますが どうしても納得いかないこともあります)学校と家庭がばらばらの教育方針では プチーにいい影響があるわけありません。 考えに違いはあるものの、結局目指しているところは同じであろう、と思える 担任の先生でよかった♪ 先生にとっても、一つ一つ、それぞれの生徒にいちいち[きちんと]を徹底することは 並大抵のことではないはずですのに、それをしてくださっているのですから ありがたい話です。 サリーも先生についていきます! 明日、参観日です・・・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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