カテゴリ:絵/工作/音楽
神尾真由子さんのドキュメンタリー番組をみました。
強烈な個性にたじろぎました・・。 赤ちゃんの時、怒ってベッドの木枠に、歯形がつくほどかじりついたこともあったそうで 子供の頃のことは「怒っている記憶しかない」と言い切っていました。 スイミングスクールでは、泳ぎがうまくいかず、ガラス越しの保護者観覧席に 聞こえるほど大きな声で泣いたりしたこともあったそうです。 とにかく負けず嫌いだったそうです。 目標としている人などいなくて、誰かと同じなんていうのも嫌。 リサイタルの演奏を「観客のために」なんて思うほどのサービス精神も無い。 一日一時間半のジョギングを続けていたこともあったそうで とにかく強くなりたい、と思っているそうです。 ど迫力でした。 まだ21歳だから、人生経験が足りていないけれど、21歳なりの フレッシュな解釈で弾きたい、とおっしゃっていましたが 演奏している姿はどう見ても21歳には見えません・・・。 フレッシュ、とご自身ではおっしゃっていますが、そんな言葉はどうも 似つかわしくない、堂々たる貫禄でした。 世界一の[強さ]を見せつけて下さいました。 サリーは同じ関西人だから思うのかもしれませんが、こういう 率直なものの言い方は、好きです。 彼女の演奏が[上手]なのかどうかはよくわかりませんが、常に漂う 大袈裟なくらいの悲壮感も、バイオリンの演奏を[エンターテイメント]としてとらえたら おもしろいし、是非、生で聴きにいってみたいなぁ、と感じます。 もともと、繊細でロマンチックな感じよりも、力強い感じの方が好きですので プチーも神尾さんの演奏を見るのが大好きです。 「お客さんの心のひだに触れるような演奏を」なんて言われても、ピンと来ません。 もちろん、心からそう思って演奏しているバイオリニストも沢山いらっしゃるでしょうけれど 自分自身がそんな性格でもないので、どうもすんなり受け入れられなかったりします・・・。 と言っても、何を言っても「成功者の言葉」ですから、結果を出している 強みがあります。 結果をだしているからこそ、何を言ってもえらそうじゃないし なんだか値打ちがあるように聞こえてきます。 それにしても2時間、圧倒されっぱなしでした。 録画しておいてよかった♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.12.31 05:58:48
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