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何かの能力を伸ばす上で、性格的な要素は重要なポイントだと
感じています。 何事にも慎重に取り掛かる子供もいれば、無鉄砲な子もいます。 とてもよくできるのに、「自分なんてまだまだ不十分だ」と思っている子もいれば たいしたこと無くても、「自分はすごいんだぞ!」という子もいます。 あまり天狗になりすぎてもよくないし、自分に自信が持てない、というのも 気の毒です。 大人は失敗を恐れすぎるから、英語がなかなか上手にならないんだ、というような 話をよく耳にしますが、子供だって、失敗が大嫌いな子もいます。 子供だからと言って、みんながみんな、失敗を笑い飛ばせるかと言うと そうでもありません。 結局性格によっていろいろです。 プチーは、おそろしく脳天気です。なんだかちょっとこわいくらいです。 英検に落ちたのはつい先日の話なのに、もうすっかり忘れているようです。 最近、自分はやっぱり英語が上手だ、と、しみじみ言うので驚きました。 英語を話すことのできる日本人の子供達と接する機会があったのですが その時、他の子供達の話す英語を聞き、感じたのだそうです。 "My words were from my heart. Other boys' words were not." と、のたまいました。 (自分の英語は言葉として機能しているけど、他の子達の英語は [言葉]と呼べる域に達していない、と言いたい様子) 最初この話を聞いた時、実はうれしく思いました。自分の英語を誇りに思っているなら それはすばらしいことだから、と肯定的に受け取りましたが よく考えたら、他の人の英語を馬鹿にした発言でした。 これはよくありません。釘をささないと。 とりあえず 「他の子と比べる必要は無い。みんなそれぞれ努力してるんだから。」 と言いました。 でも、ここに、「他の子より、英語が上手だったのか~♪」と喜ぶ 母親がいます。サリー自身もやっぱり、うれしいのです。 今まで、ほとんど[他の子]という存在無しにやってきましたので 誰かと比べて、自分の子供の方がよくできた、と喜ぶ機会は ありませんでした。 プチーはなにをやっても、どんくさくて、「よくできる」ものが何も ありません。なにをさせても中途半端。ぎりぎり落ちこぼれてはいないけど という状態です。 だからこそ、「英語が上手かも」と聞くと、素直にうれしいのです。 それがたとえ、脳天気な娘の脳天気な発言であったとしても☆ 自分の性格を振り返り、思いました。 こういう母親の子だからこそ、こういう女の子なんだなぁ、と つくづく感じました。子供の性格って親がつくっているんだなぁ。 サリー自身がもっと謙虚な気持ちを持たないことには プチーの女王様ぶりは、なおらないんだろう、と再確認。 自信が無さすぎるのも困るし、自信がありすぎるのも困ります。 ですが、何をやってもうまくできる、性格の悪い人と 何をやらせてもだめだけど、性格のいい、お人よしと どちらがいいか、と言ったら断然後者の方がいいから プチーへの声かけも、もっと気をつけてあげないといけません・・・。 性格の穏やかな子というのは、どうやったら育つのかしら。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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