テーマ:小学生の勉強(1302)
カテゴリ:国語/算数
出生時の体重を、今の体重と比べてみよう、という企画が学校の授業でありました。
プチーは自分の生まれた時の体重をサリーにきいて書き留めて持って行きました。 学校で、いざ、プリントに出生時の体重を書き込もうとすると、単位表示が [キログラム]だったそうです。 ですが、一般的に、出生時の体重は[グラム]で表します。ほとんどの子供達は [グラム]表示で体重を書き留めてきていましたから、教室中、ざわざわしたそうです。 みんな、書き方がわかりません。 それがわざとであったのか、どうなのか、知りませんが、先生が 小数を教えてくださったそうです。 2890グラムの人は、2.89キログラム。 3120グラムの人は、3.12キログラム。 と、一人ずつ、グラムをキログラムに直し始めたそうです。 当然、みんなすぐわかってきます。自分の体重が、何キロなのかわかった子供達は 無事次々とプリントに自分の体重を書き込んだそうです。 そしてもちろん、プチーも自分の出生時の体重を小数を使って[キロ]で 書き込んだそうです。 いきなり不意にチャンス到来です♪ 「小数、まだちょっと早いかなぁ。できるかなぁ。 難しいかなぁ。でも、やったらできるかもね。教えてあげよっか?」 という、もったいぶったサリーからの申し出に、プチーはもちろん食いつきました♪♪♪ 最近、比と分数を教えたばかりでした。 割り算が出てきたあたりから、自己流で教えるのをやめています。 導入部分は、いいテキストに任せ、応用部分は、生活の中で取り入れてやる方が 後々のためにもいい、と思い始めたからです。 算数は、これから、どんどん今の知識の上に、新しいものが乗っかってきます。 ここで変ないい加減な説明をしてしまって、あとで混乱したら大変です。 というわけで学ぼう!算数を使って小数を勉強しました。 割り算も、比も、分数も、掛け算の筆算も、この本を使って進めてきています。 これは、学校の教科書のようなつくりですので、プチーが 「これ使ってる学校もあるの?」 と、きいたくらいです。 わかりやすく、すすめやすく、無理して背伸びするような内容でないにもかかわらず 学校で習う範囲をちょっと超えて、欲張って学べる、理想的な本です。 少数は、分数が落ち着いてから、なんて自分の中で勝手に段取りを決めていましたが そんな段取り通りに進めなくても、全く問題ありませんでした。 すんなりわかってくれました。 そこからは、自分の身長が何メートルだ、とか、学校の牛乳は何リットルだ、とか 小数を使いながら表しながら、ちょっと練習してみました。 デシリットルの復習までできました。沢山の単元を学ぶことにより、ようやく横の つながりを認識できるくらいになってきました。 こうなってくると、楽しく覚えることができますし、確認作業もラクになってくるように 感じました。 算数は、つくづく、積み重ねだなぁ、と感じました。 わからなくなったら一つ前の単元に戻るのが得策、とよく聞きますが わからない原因になっているであろう単元を突き止めて、そこをまず学べばうまくいく、という 構造がわかった気がしました。 大学の時、中学受験をする女の子の家庭教師をしていたことがあります。 塾へも通っていたのですが、塾の宿題がうまくできず その宿題を一緒にしてあげていました。 でも、宿題よりも何よりも、もっと基本的なことがわかっていませんでした。 宿題よりも先にする事があるはず、と何度か提案し、見事、首にされたことを 覚えています。 勉強しているのは塾のプランについていく事が目的じゃないのになぁ。 (志望中学校合格が目的) 塾へ行くと追いつめられるから、塾の宿題を無事終えることが最終目的みたいに 思えてくるのかしら。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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