カテゴリ:外出
先日お花見がてら、近所の公園へ行きました。
毎年恒例、オタマジャクシ捕りもしてきました。 公園の中に小川が流れています。天然の小川ではなく、多分 子供達が水遊びするための小川です。そこへ毎年おそろしい数の オタマジャクシが生まれますので、毎年毎年捕りに行っています。 その公園へは、幼稚園の頃から何度も遠足で訪れたことがあります。 遠足の時は、ビニール袋にオタマジャクシを入れて持って帰る子もいるくらい みんなオタマジャクシを捕りまくるのですが、毎年春にはまた オタマジャクシの宝庫となります。 サリー達が行った日も、やはり何人かが虫あみや、昆虫飼育箱(?)を 持ってきていました。おたまじゃくしを捕りにやってきた子供達です。 ですが、大半がお花見の人達でしたので、小川のまわりには ビニールシートを敷いて座っている人の方が多くて、あみを片手にウロウロ している人は、あまりいませんでした。 プチーと一緒に小川に近づきました。小川のまわりにはロープが張ってあり 「入る時は足元に気をつけて」と注意書きがしてあります。 立ち入り禁止ではありませんが、ロープを超えないと入れません。 オタマジャクシを捕るプチーを見て、ロープの外側から、三歳くらいの女の子が 自分も水辺へ近づきたい、と言いだしました。 ですが、水辺へ近づくような格好もしていませんでしたし、お母さんも そのつもりではなかったらしく 「あそこへは、入っちゃいけないんだよ。」 と、おっしゃいました。 ですが、その女の子からは、プチーが見えています。 「大きくなったらいいの?」 とたずねています。お母さんは 「大きくなってからね。」 と、おっしゃいました。 そして 「中にはお魚なんかもいるから、入らない方がいいんだよ。」 とおっしゃいました。 ですが、その女の子には、大きな虫捕り網をもったプチーが見えています。 「でも、なんか、とってるよ。」 と、しつこくお母さんに詰め寄ります・・・。 お母さんは別に、サリー達に嫌味を言うつもりではなかったと思います。 ですが、結構大きな声で 「オタマジャクシは、ここに、そのまま住んでる方が、幸せなんよ。 捕って帰ったら可哀想や。」 と言い放ち、お嬢さんを連れて立ち去りました。 結局何匹か連れて帰ったものの、どうも後味が悪くて、車の中でプチーと 話をしました。 あのお母さんが言うように、オタマジャクシは、あそこにいる方が幸せかもしれない。 だからこそ、捕って帰ってきたオタマジャクシには、最高の環境を用意し 精一杯育ててあげよう。 バケツの中に入れっぱなし、なんてことはせず、家に帰ったら早速 住みやすいおうちをつくってあげよう。 まず最初に断っておくけど、あそこは、入ってはいけない場所じゃないからね。 入っていいからこそ入ったんだからね。 オタマジャクシを家で育てることは、決して可哀想な事じゃない、とママは 思ってるよ。精一杯世話をして、観察をして、飼ってみないとわからないことを 発見しようね。 しつこく、その話をしました。 プチーは 「ママがこうしよう、って決めたことだから、正しいことだと思ってる。」 と、言ってくれました。 なんとも言えない気持ちですが、今年もオタマジャクシを飼います。 子供の昆虫採集、小動物飼育に反対のご意見をお持ちの方に、是非 ご意見をうかがいたいと思います。 捕って返って飼う、ということ、これは、いけないことでしょうか。 子供の教育、という面も考慮に入れ、ご意見を聞かせていただけると ありがたく思います。 また、飼うよりもいい方法(例えばマメに観察に出向く、など)も ご提案いただけると、うれしいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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