カテゴリ:その他
お友達のお兄ちゃん、サッカーをしています。
サッカー人口はかなり多いらしく、がんばってもがんばっても レギュラーになれない、となげいておいででした。 具体的に何をがんばってらっしゃるかは全く知らないのですが 週に4,5日練習に通っているそうです。 どうしてもお兄ちゃん中心の生活になってしまうそうです。 でも結局はレギュラーがとれず、その枠に入ることを目指して 今一生懸命練習しているところなんだと思います。 プチーもスポーツを習っていますが、選手になることは最初から あきらめているようなところがあり、真剣に取り組んだことは ありません。 プチーにとって体を動かすことは[趣味]ですから ずっと気軽にやってきました。 そう言えば、サッカーをしている子も、野球をしている子も 毎日のように練習しているんだなぁ。 練習から帰ってきても、真っ暗になるまで家の前で 壁を使って投球練習をしていたりするもんなぁ。 とてもがむしゃらです。でも別に全く悪い印象はありません。 逆に「がんばってるねぇ」なんて、微笑ましくて 応援したくなるくらいです。 それで、ふと思いました。 勉強を毎日毎日必死でがんばっているのと スポーツを毎日毎日がんばっているのと、どうしてここまで 印象が違うんだろう・・・? がり勉、という言葉があります。漢字では[我利勉]と書くそうです。 自分の利益のためだけに、必死で勉強すること。 これのどこが悪いんだろう? もちろん、自分の利益のため[だけ!]となると 悪いようにも聞こえてきます。 ですが、サッカーチームの子供は、他の人のために練習しているの? チームプレーだから自分の利益はすなわちチームの利益、という 考え方かな? もっとも、「レギュラーになりたくて練習する」という時点では 少なくとも自分の利益のための練習のように思います。 我利スポです♪ 週に4日も塾に通うとなると、どうも「かわいそうに」みたいな 印象が付きまといますが、週に4日もサッカーへ、というと 別になんとも思いません。 何が違うのかな、なんてふと考えてみたところ 子供達自身の印象がちょっと違うのかも、なんて 思いました。(ただの思い付きです) 塾へ通っている子達の態度が悪いわけではないけれど スポーツをしている(特に地元で野球やサッカーをしている)子供達って みんな、気持ちよく大きい声で挨拶ができます。 引っ込み思案の子が無理に大きな声を出す必要も ないかもしれませんが、やっぱり、挨拶がしゃきっとしていると 気持ちがいいものです。 一方、塾へ通う子供達は、そういう礼儀作法を叩き込まれる 機会はありません。 別に普通の子供達なんだけれど、特に感じがいいわけでもありません。 この差かもしれない、なんて思いました♪ だから、かりかり勉強していても、さわやかで元気いっぱいだったら ただのがり勉じゃなくて、[がり勉マン]になれるんじゃないかしら♪ (スポーツマンをもじってみました) 自分の子供のことをがり勉だと思ったことはありませんが さわやかながり勉を目指してみようかなぁ、なんて思いました。 教育ママ、とか、親ばか、とか、良くも悪くも使える言葉や 言葉の印象が変わってきている言葉はいくつもありますが これからは[がり勉]という言葉も、前向きな感じで 使っていけたらいいなぁ、なんて思いました。 実際、最近の子は、何でもかんでもこなす子が増えています。 勉強だけ、なんていう子は減ってるんじゃないかしら。 H学園の土曜日コース(土曜日一日で全教科やってしまいます♪)も 人気があると聞いています。 お稽古事や、放課後の遊びと塾を両立させたい人達が 増えているようです。 今の子供は忙しすぎる、なんてよく言いますが 確かに、遊びに、学びに、いつでもフル稼働です。 でも子供達は自然に、のんびりする時間も確保して バランスを保っているんじゃないかなぁ、と個人的には 思っています。 サリーも、プチーが何かに熱中しているときは、できる限り 声をかけないことにしています。 例えばプチーが、学校で拾ってきた石をひたすら 虫めがねで観察している時などなど。 何を見てるんだろうねぇ・・・。 プチーの目にはサリーに見えない何かが見えているのか・・・。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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私も、何で毎日スポーツはほめられて、毎日塾はかわいそうなんだろう?ってずっと疑問に思ってました(^^;)。結局、何かに一生懸命打ち込むことに大差はないんじゃないかなぁ?と。でも、スポーツにあって勉強にないのは、他人とのコミュニケーションかなぁ?と思うようになって、ちょっと考えが変わりました。体を動かす、みんなで勝利を勝ち取るということは、太古の昔から人間に備わってきた本能に近い行動でもあり・・・。勉強と運動、バランスを取ることが一番ですよね。
でも、今の小学生のスポーツ事情には疑問も感じます。塾もスポーツも勝利至上主義で、健康を損なうほどやりすぎる傾向がありますから・・・。どちらにしろ、子どもを一人前の大人に育てるという意識を持って導いてくれる指導者と出会えれば幸せでしょうね。 うちの子達は何かに秀でているわけでも情熱を注げるタイプでもなさそうなので、小学生のうちは広く浅く経験しておけばいいんじゃないかな?と思うにいたりました。人生、長いですものー(笑)。 (2009.04.15 12:27:14)
こんにちは。音楽(ピアノやヴァイオリン等)も同じだと思います。スポーツと違って家での練習がメインですので、、、スポーツは毎日の練習が、がむしゃらですよね。好きで好きでたまらない。って感じが伝わってきます。いいですよね~。
勉強も音楽も明るくオープンに!型にはまらずに!が我が家の理想かな・・・ (2009.04.15 13:36:06)
笑っちゃうんですけど、ジョージくんってがり勉って言われるそうです。
宿題もまともにしないことがあるのにですよ。 運動が苦手でメガネをかけ、太めで、蘊蓄をうだうだ言う人はががり勉と思われる。のだそうです。 (計算と漢字は苦手ノゲーマーです) 彼はのんびり60、がないとだめなようです。 ホワンとしてがりがりしてるとこは全くないのに不思議でしょ。(いらいらはしてるときあるけど) チャーリー君の学校にはがり勉はたくさんいてスポーツも万能だったりする子もたくさんいるようです。 チャーリー君はやりすぎると頭がパンクするなんて言ってます。何事もほどほどの子です。 (2009.04.16 16:49:52)
確かにスポーツの世界でも
趣味程度から一流選手レベルまで色々ですから とらえ方も取り組み方も全然違いますよね。 英玲さんがおっしゃるとおり 勉強でもスポーツでもそれに必死で取り組むことにより いい成長ができたり、一人前の大人に成長できるよう 先の先まで見越した教育をしていかないといけませんね。 内も広く浅くを目指しつつも 時々何もかも中途半端なため 「これでいいのかなあぁ」なんて思ったりもしています。 人生長い!本当にその通りです。 これからですよね♪ (2009.04.17 10:41:19)
勉強をがんばっている子でも、楽器の練習をがんばっている子でも
実際は本人も楽しんでいる場合が多いように思います。 楽しめない人が多い事柄を楽しむ人は 他の人から見たら「変」だったりすることも あるかもしれません。 オープンに、というのが、いい感じですね♪ 少なくともさわやかな感じはします~♪ 根っから涼しげならいいんだけれど 涼しげを装うのだけはしたくないなぁ、と思います。 サリーが急に涼しげに 「うちは必死でやってません。 がり勉じゃありませんし。」 なんて言ったら、見苦しいでしょ♪ だってどっからどう見ても必死だもん~♪♪♪ 必死でやってこの成績~! プチー、頼むよ~! (2009.04.17 10:59:15)
なるほど!がり勉のイメージ、というのがあるんですね。
確かに、がり勉君ならめがねくらいかけてほしいような 気もします! でも実際メガネをかけているからって 勉強ばっかりしているとはかぎりませんよね! 子供達って、子供達なりのがり勉のイメージを しっかり持ってるんですね~。おもしろいなぁ。 ジョージ君はマイペースなイメージがあります。 張り切り過ぎないということは 自分をつぶさない意味でもとても大切なことのように思います。 限界をしっていれば、やりすぎることはありませんよね。 (2009.04.17 11:02:39) |
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