ママが先生☆自宅学習のススメ

2012/12/29(土)15:45

宅配便のお兄さんの必需品はカッターです

文化の違い(国外)(45)

こちらで暮らし始めて三年目。 お恥ずかしい話ですが、今まで一度も、現地の通販を 利用したことはありませんでした。 (日系は使っていました) そして先日、初めてローカル通販で物を買いました。 通販を今まで利用したことが無かった一番の理由は 支払い方法がなかったことです。 この国の銀行口座のカードしか使えなかったため サリーには利用できませんでした。 こちらの銀行口座は持っていますが (プチーの学費を支払うために学校が準備してくれたもの) ネットの買い物で支払いも出来るように切り替えるためには この地で仕事を何年かしていないといけません。 その上、専用のソフトをインストールして 何重にもかかったセキュリティーをクリアして 初めて支払いが完了します。 なにせ、他人を信じないお国柄ですから クレジットカードで簡単ラクラク支払い、なんてことは できません。 お店でもクレジットカードが使えない場合がほとんどです。 (この国独自のデビットカードは使えます) でも、ネット通販で購入した方が、なんでもはるかに安いから なんとしてもネットを利用したい、と色々調べていたところ 最近徐々に増え始めた[代引き]をしてくれるお店を 発見しました。 そしていよいよ、恐る恐る1500円分ほど注文し 商品が届くのを待ちました。 するとその日のうちに届きました♪すばらしい! 本当に届いただけでもうれしいのに、その日のうちに到着 するなんて! 配達に来た宅配のお兄さん、サリーに伝票のようなものを手渡し 次にカッター片手に 「開けましょうか?」 と言いました。 お~、これが噂に聞いていた宅配便受け取り時の中身確認ね♪ 箱の中にまともなものが入っている保証はありません。 宅配便が届いたら、中に何が入っているかはその場で確認。 [宅配のお兄さんに箱を開けさせる]のが、一般的。 うっかり受取人が触ってしまったら、何かあった時の 責任がどちらにあるのかがややこしいから 受取人は、箱を開けるように指示するだけ。あとは 腰に手を当て仁王立ちして見守るのが流儀です。 ・・・と知ってはいたものの、思わず 「いいよ、もう、開けなくても」 と言ってしまった。 言ってみてから少々後悔し 「みんな、開けるの?」 と聞いてみたら 「開けろ、と言われたら開けますよ。  でも開けなくてもいい、という人もいますよ。」 と、笑顔で説明してくれました。 感激です。スマイルを見るとうれしい。 こちらのルマイルは0円じゃありませんから☆ 疑うところから始まるこの国のスタイルをあらためて 思い出しました。 そう言えばサリーはこの国に住むビザを取るため わざわざ大阪の大きい病院まで出向いて詳しい健康診断を受けたのに この国へ来てからも結局また再検査したんでした。 検査結果はちゃんと日本から持ってきているんだけれど そんなものは参考にすらしないようです。 宅配便の箱の中には、もちろんちゃんと、注文したものが 全て入っていました。ぴったり支払ったから、偽札を 受けとったかもしれない可能性もありません♪ これは便利です。また利用します! 次回も箱は開けてもらわないと思います。 そのかわりちょっとずつ注文することで、リスク管理していこう。 にほんブログ村

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