2013/09/12(木)15:21
ただただ、働く人たち
週末の早朝だけ、1時間ほどジョギングをしています。
夜明けとともに家を出るんだけれど、最近は夜明けそのものが
遅くなってきたので、走っている間にたくさんの労働者を
見かけます。
出勤していく途中の人たちもいれば
もう工事現場で作業を始めている人たちもいます。
道端に座って朝ごはんを食べる人たちの前を
労働者をすし詰めに乗せて運ぶ大型バスが走ります。
大型バスには、ヘルメットをかぶった工事現場労働者がぎゅうぎゅうに
乗っています。バスは砂埃を上げながら、まだ車もまばらで
かなり空いている道路を猛スピードで走り抜けていきます。
道路工事現場の労働者達はタイルを割ったり、穴を掘ったり、石の仕分けをしたり
だらだら緩慢な動きで作業を続けていて、サリーが通りがかると
立ち上がって上から下までくまなくチェックします。
このおばちゃん、朝っぱらから何が楽しくてこんなに汗かいてるんやろ?
そんな表情です☆
彼らは、生きていくために、仕方が無いから週末なのに朝早くから
体を動かしています。
一方サリーは、健康のために走っているだけ・・・。
週末なのに、早朝なのに、汗かいてます。
家にいればエアコンのきいた涼しい室内で
朝寝坊するなり、テレビをみるなり、好きにできるのに。
サリーを見つめる人々の表情はいろいろです。
にやにやする人、怪訝そうな人、呆れ顔の人
ただただ見つめる人。
健康のためとは言え、レジャーとして体を動かし
汗を流すなんて最高の贅沢なんだなぁ、とあらためて
感じました。
走っている間に、少なくとも百以上は見かける黄色いヘルメット。
なんとなく、力が沸いてきます。
生きるってこういうこと。みんな家族のために頑張っています。
こういう発想自体が上から目線だとは思いつつ
彼らに力をもらいます。今日も一日、だらだら怠けず
とにかく動くぞ~♪と元気が沸いてくるのでした☆
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