妄想。プチーのバイオリンコンクール
バイオリンコンクールになんて、もちろん出ません。でも、どんな風なんだろう、と気になる存在ではあります。今のプチーにこれ以上バイオリンを練習させる気など無いくせに舞台の上でかっこよくバイオリンを弾くプチーの姿が大好きなサリーです。(発表会には出ています☆)お昼間、一人で発表会のDVDを見て「かっこいいなぁ。」なんてわが子を絶賛している母親です!(自分が弾けないから、尚更かっこよく見える♪)千葉県で、なんとなく、コンクールらしくない素敵なコンクールが開催されているようです。その名も国際ジュニア音楽コンクール。コンクールというと、主催者側が上から見下すような感じで文章が書かれているものが多いように思うのですが(個人的な印象)このコンクールのホームページでは、そういう印象を受けません。その上、前回の入賞者の演奏をまるまる聞くことができます。音だけではなく映像も公開されています。各部門入賞者の演奏を聴きながら、素晴らしすぎてまた泣けてきました。演奏はもちろん、プロの方が上手です。しかも上手な人ほど、軽々、たいしたことなさそうに演奏します。ですが、子供達の演奏はある意味必死です。コンクールだもん。そして、その映像から、それまでの努力、練習の日々がイヤでも見えてきます。あぁ、がんばってるなぁ。そう思うと、泣けてきます。プチーもそれなりにがんばっています。ですが別に、発表会で弾き終わっても、泣けてはきません。弾き終わった途端、とにかくほっとします。はぁよかった~。終わった~。思いっきり拍手して、大満足のうちに終わります。でも、よそのお子さんの場合、わが子以上にめっちゃがんばってるみたいに見える。(実際、がんばってるはず)落ち着いてね、そうそう、その調子、がんばれ、なんて風に食い入るように見てしまいます。そのうち、ほろほろくるのです。うん、うまくいってるね、よかったよかった、なんて具合に☆ちなみに英語のスピーチコンテストなどの映像を見て泣けてきたことなど一度だってありません。何も思いません。何も感じません。英語に関して、あまりきちんと努力してこなかったせいかな、とふと、思いました。英語は、ガツガツやってたつもりではあるけれどでも、考えようによっては、自然に身につきました。環境さえ整えば誰でも身につきます。言語ですもの。どんなに暗記力が悪くても、どんなに人としゃべるのが嫌いでもどんなに要領が悪くても、悪い条件がばっちりいくつも重なっても日本に住む限り、意思の疎通ができないほど日本語を話せないケースは聞いたことがありません。努力なんてしなくても、不真面目でも、日本語はほどほどに話せるようになります。ですが、バイオリンは、いくら環境を整えてやってもそれだけでは上手になりません。練習しないといけません。プチーは英語よりもはるかにバイオリンをがんばっています。よく練習しています。その上、練習だけでは不十分です。表現する力が無いといけないから、とせっせと小説を読んだりCDを聴いたり、歌を歌ったり。それでいて、このレベルですけれど。コンクールで入賞するような人は一体どんな毎日を送っているんだろう。スゴイなぁ。ただただスゴイなぁ。そして、もしプチーがコンクールに出たら、という妄想が始まります。練習大変だろうなぁ。でもかっこいいだろうなぁ。こういう映像を見ると、プチーをコンクールに出したくなっちゃいます。全然現実的じゃないんだけれど、なんとなく時々妄想したくなります・・・。