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カテゴリ:世の中ニュース
~2025年11月18日大規模火災から見えた、もう戻れない現実~ 2025年11月18日夕方、大分市佐賀関で起きた火災は、たった一晩で170棟以上を焼き尽くし、戦後最大級の市街地火災となりました。 でも、この火災の本当の恐ろしさは「燃えたこと」ではなく、「燃えた後、二度と元に戻れない」という点にあります。
1. 火災で家が燃えたら、固定資産税はどうなる? 答え:1万円 → 7~8万円に跳ね上がる(6倍)家が建っている間は「住宅用地の特例」で税金が1/6に軽減されます。 全焼 → 行政代執行で解体 → 更地になると、特例が即剥がれます。 佐賀関の実例(2023-2025年) ・1.2万円 → 7.8万円(滞納 → 差し押さえ中) ・8,000円 → 6.2万円「税金払えないから売ります」→ 買い手ゼロ → 負の連鎖 2. じゃあ建て替えればいい? 答え:9割の土地で再建築不可です理由 ・道幅2~3mしかない(2項道路) ・建て替えるには「セットバック」義務(自分の土地をタダで道路に提供) ・隣が所有者不明だと「セットバック協議書」が取れない→ 建築確認が絶対に下りないつまり自分の土地をタダで削っても、隣が不明だと一生家が建てられない 3. セットバックって結局誰にタダで渡すの? 実質2パターン 名義は自分のまま → 永遠に道路として使われる(固定資産税は払い続ける) 市に寄付 → でも市は「そんな細かい土地いらない」と9割拒否 結果:「タダ寄付+固定資産税は払え」という最悪の状態 4. 2025年11月18日の大火災で何が起きたか・170棟以上焼失(甲子園1.2個分) ・死者1人・安否不明1人 ・高齢化率58%(全国トップクラス)の漁師町が一晩で消滅 ・11月27日現在も無人島(蔦島)で火がくすぶっている 5. 結論:復興は現実的に無理 ・高齢化 → 被災者の6割以上が65歳以上。自力再建無理 ・再建築不可 → セットバック+隣不明で9割の土地が死に土地化 ・経済 → 関あじ・関さばの漁港機能停止。老舗工場全焼 ・過疎加速 → 「もうここには戻れない」と転居希望者が続出最後に残った住民の声「持ち出せたのは息子のランドセルだけ」 「電柱でしか自分の家の場所がわからなくなった」 「命があればまた頑張るけど…元通りは無理だと思う」 佐賀関は、地方が迎える「終末」の縮図になりました。空き家問題、2項道路、高齢化、気候変動、全部が重なったときに、地方はこうなる。そして日本中に「次の佐賀関」が無数に眠っています。もしあなたの地元にも「古い家」「細い道」「隣が空き家」があるなら、燃える前に、何とかしてください。燃えた後では、もう手遅れです。2025年11月29日、佐賀関を忘れないために、この記録を残します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
November 29, 2025 06:22:09 PM
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