最近面白かった本3冊
昨年の秋、「リベラルアーツ 読書」というビジネスセミナーに参加する機会に恵まれました。東京の有名企業の幹部だった人が講師で参加者は20名くらい。さぞかし読書好きな人が集まるのかな?と思ってたら、あまり読まないので読み始めるきっかけになればという気持ちで来た人が多かったようです。「海賊とよばれた男」を読んでいたがやめてしまった人もいて、あんな面白い話を途中でやめられるほうが凄いわ。他にも年100冊読むのを目標にしているという人がいて、「それは凄いですね」と講師。おいらはもう少し読んでて月40~50冊くらい。海外を放浪してる時でも、他の旅人と本を交換したり英語のを読んだりで年100冊くらいは読んでた。単純に数多ければいいって話ではないけど、電車通勤してる人なら100は多くはないのでは。時間がないから読まないっていう人も結構いて、それは本が好きではないから読まないんやん。それ恋人に「どうして私が好きなの?」って聞かれて「時間があったから」って答えてるのと同じやで。結局昨年は400冊以上の本を読めた。今年はもう少し減らして、読むべき本を読もうと思う。ちょっと計算してみた。年200冊であと40年生きられるとすると残りの人生で読める本は多くても8,000冊。これは少ない!たったの8,000!?最近(今年)読んだ本で面白かったのを3冊。硝子のハンマー【楽天ブックスならいつでも送料無料】硝子のハンマー [ 貴志祐介 ]価格:802円(税込、送料込)本格派ミステリー。防犯コンサルタント(本職は泥棒)と美人弁護士のコンビが密室殺人の謎に挑む。防犯にたいする意識も変わるかも。作者は「悪の教典」や「黒い家」の貴志祐介。悪の教典ももちろんよかった。ワセダ三畳青春記【楽天ブックスならいつでも送料無料】ワセダ三畳青春記 [ 高野秀行 ]価格:604円(税込、送料込)早稲田大学のすぐ近くの安アパートで起こる奇妙で愉快な事件をつづる自伝的小説。大学時代の話なのに大学の話は一切出てこない。かろうじて最初のほうに部活(探検部)の話は出てくるが、それ以外は薬用植物を取りに行ったり、金はないけど知恵を絞った生活や変な住人の話ばっかり。火星の人【はじめての方限定!一冊無料クーポンもれなくプレゼント】火星の人【電子書籍】[ アンディ ウ...価格:1,259円今やってる映画「オデッセイ」の原作。火星に一人置き去りにされた主人公(植物学者でエンジニア)が生き残りをかけて次々起こる問題い挑んでいく。武器は植物や科学知識と抜群のユーモアセンス。作中にやたらと計算が出てきます。