メドック97対決! ラネッサン VS メイネイ
風邪は喉の痛みはましになりました。が、鼻が・・。それでもめげずにワイン対決です。まずは、クマさんシール、ブタさんシールをはったそれぞれのグラスに妻に頼んでそれぞれのワインを注いでもらいます。グラスはリーデル オヴァチュアレッド。ワインは今朝から日のまったく当たらない玄関に立ててありました。玄関はこの時期ほぼ14度で安定しています。まずは、色合い。どちらもほとんど同じで縁にオレンジが入ってきている。若干、ブタさんのほうが透明度は高い。ファーストノーズはクマ、インク、鉛筆。ブタ、鉛筆で、クマのほうが香りの立ち方は強い。この時点では若干温度が低めで、味わいはクマの方が酸が強く、ブタの方は甘味を感じてバランスが取れていた。香りは非常に似ているのだが、うっすらと、ゆで小豆の香りを感じたクマがメイネイと結論。正解でした。温度が上がってくると、印象は逆転し、ラネッサンは酸、タンニンともやや荒く感じられる。それに対してメイネイは甘味が出てきてバランスが良くなる。香りの方はラネッサンはメントール系の香りが印象的で最後の方に五香粉。メイネイはプルーンのような果実の香りから、最後の方は煮詰めたベリージャム。印象としてはラネッサンはカベルネを強く感じ、メイネイはメルロを感じた。セパージュとしては今調べたところだが、ラネッサンのほうがカベルネ・ソーヴィニヨン75%,メルロ20%,プティ・ベルド4%,カベルネ・フラン1%。メイネイはなぜか複数の品種構成が出てきて、カベルネ・ソーヴィニヨン70%、メルロ25%、カベルネ・フラン3%、プティ・ヴェルド2%。もしくは、カベルネ・ソーヴィニヨン58%、メルロー25%、プチヴェルド10%、カベルネフラン7%、ということだ。結論として、クラスとしては同等。わずかな質の差をとればメイネイに軍配。ただし、買値の700円の差を考えると引き分け、もしくはラネッサンに軍配といったところ。今日は1/3ずつ飲んでセラーに戻したので、あす、引き続き検証いたします。乞うご期待