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2006.03.02
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カテゴリ:映画
ここまで貧しい地域が残っているとは知らず、舞台が現代であるとしって本当に驚いてしまう。
ぼろぼろの校舎で勉強に励むのは、みんな貧しい家庭の村の子どもたち。チョークもノートも机も買えないなかで、学校に寝泊りして教える先生の偉大さがひしひしと伝わってくる。
ある日、皆から慕われるカオ先生が私用で学校を離れることになり、一ヶ月間の代用教師として13歳の平凡な少女ウェイがやってくる。
“生徒が一人もやめなかったら褒賞金をあげる”というカオ先生の言葉を信じて、懸命に見張り続けるがウェイだったが....問題児のホエクーが都会へ出稼ぎに出てしまうのだったーー

現金のない貧しい村の生活では、何をするにもお金が絡むのは必然。ウェイ先生もお金のためにやってきたわけで、生徒を一人も減らすまいと必死なのは褒賞金が貰えるから。そして生徒が減るのも、貧しさから勉強より働くことを余儀なくされてしまうからだという深刻さ。
なんも分からないまま先生になった幼さの残るウェイは、甘い考えではじめた仕事の過酷さを、初日で実感するはめになる。

行動の殆どがお金の為、そう見えてしまうのはそれが事実だから。 出稼ぎで街にやられたホエクーを探しにいくのもそう。日本では考えられないけど、これが現実。貧しいなかで生まれる切実さは、他の題材では代用できない説得力がある。
無いところから何かを生み出すのにはどんなに努力が必要か、忘れて暮らしている沢山が詰めこまれていて、素朴な生活から学ぶことはハッとするほど多い。無ければ手に入るまで努力する精神力や、労わりあう心が温かい。
貧しさを理由に諦めないウェイの涙と、三日掛かりで探し出した小さな命にジンとくる。

ウェイの呼びかけで貧しい村の現状が全国に報道されたおかげで、沢山の文房具が寄付された村。その色とりどりのチョークで、生徒たちが一文字ずつ黒板に文字を書きつけるラストシーンが感動的だ。
子どもたちの横顔は、学べることに感謝しながらいっぱいの希望に満ち溢れていた。 

監督  チャン・イーモウ 
製作  ツァオ・ユー
脚本  シー・シャンシェン
撮影  ホウ・ヨン 
美術  ツァオ・ジュウピン
音楽  サン・バオ 
出演  ウェイ・ミンジ  チャン・ホエクー  チャン・ジェンダ  カオ・エンマン


 






Last updated  2016.03.01 21:07:03
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