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2006.03.15
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カテゴリ:イギリス映画

 1983年のロンドン。22歳のスイス人家庭教師エリザベスは、父親の負債を救うため、イギリス人貴族チャールズからある提案を受諾する。それは子供のいないチャールズのために、彼の子供を産むことだった。そして7年の歳月が流れ、彼女は家庭教師として未だ見ぬ我が子と再会するが...。


とても素敵な物語でした。冬の凍えそうなイギリスを舞台に、男と女の絆、そして母娘の絆を描きます。
父親の窮地を救うため、名も知らぬ男の赤ん坊を身ごもり、出産することを受諾したエリザベス。男はイギリス人の貴族で、チャールズには事故で植物人間となった妻がいました。
理由を語ることなく共に過ごした3夜は、それぞれの胸に暖炉の炎のように温かな想いと情炎を残します。
7年後、我が娘の産声を忘れられないエリザベスは、再会できる唯一の手段である家庭教師として、男の邸を訪れるのです。

ファイアーライトファイアーライト

再会した娘ルイザは母の愛を知らず、父親に溺愛されて我がまま放題。驚きを隠せないエリザベスでしたが、母としてルイザに向かい合う彼女の姿は力強く、優しさに胸うたれます。いつしかルイザの心も溶解するのですが・・・大人たちもまた苦悩をかかえています。
植物人間となった夫人を10年に渡り看病し続けている邸は、まるで牢獄のようなのです。
ルイザの寂しい気持ち、チャールズの悦びを抑圧した人生、我娘に真実を打ち明けられずにもがくエリザベス、この10年、密かに義兄チャールズに想いを寄せながら邸を守ってきた夫人の妹・・・・。
それぞれが心痛めて暮らしている切なさ。幸せになりたい…そう願う優しい人々が、やがて牢獄のような邸から、光の差すほうへと歩みだせる一歩を手にするまで―――。

エリザベスが愛しいのに、妻を気遣う優しさゆえ、一線を越えられないチャールズ。図らずも、父と母と娘がひとつ屋根の下に引きあわされる運命、どこをとっても切ないドラマがあり目を逸らすことができません。
みんなが好感持てる人物で、だれにも幸せになる権利があって、ハッピーエンドを心から願ってしまいました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  
監督・脚本  ウィリアム・ニコルソン 
製作  ブライアン・イーストマン 
撮影  ニック・モリス 
音楽  クリストファー・ガニング 
出演  ソフィー・マルソー  スティーヴン・ディレイン  ケヴィン・アンダーソン  リア・ウィリアムズ  ドミニク・ベルコート  ジョス・アックランド  サリー・デクスター 






Last updated  2010.12.02 22:24:18
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