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2006.03.22
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カテゴリ:フランス映画


  ドイツ占領下のパリ。女優マリオンは、国外逃亡したユダヤ人で支配人兼演出家の夫ルカの代わりにモンマルトル劇場を切り盛りしている。しかし実際は劇場の地下で夫を匿っているのだった。新しい演出家ジャン=ルーと、相手役に名優ベルナールを迎え、新作『消えた女』は好評を持って迎えられるが、評論家ダクシアは芝居をユダヤ的と非難する。そんな折、抜き打ちのゲシュタポの捜査が行われるのだった……。



  強烈なものはないけれど、厳しい時代に劇場で働く人々の生活をじっくり堪能できました。
夫ルカと共演者ベルナール(ドパルデュー)のふたりを愛したマリオン(ドヌーヴ)。
気丈に険しい時代を生きながら、市民の楽しみであった劇場を守り続けた彼女の聡明な姿は、気持が良いほどさっぱりとしていて魅力があります。
役者という難しいであろう役を見事に演じた、女優カトリーヌ・ドヌーヴには、始終美貌と確かな演技で惹きつけられました。
もちろん他の出演者たちも素晴らしい。

劇場の地下で、上階から聞こえる稽古の声を聞きながら、必死に800日に及ぶ潜匿生活を送ったルカ。
彼の芝居への情熱を受け止めながら、密かな生活を守り続けたその妻。
ふたりに愛がなかったのか...。
そこには分かりにくくはあるけれど、私には情に近い愛があったのではないかと感じました。
その上で、共演者ベルナールとも惹かれあっていたのではないかと思うのです。

その愛を夫ルカに知られ、ベルナールのレジスタンス活動もきっかけとなり、別れを余儀なくされるふたり...。
さりげない切なさが好きでした。

ナチスドイツの暴虐が終焉したラストで、三人が再び舞台に会するシーンが素晴らしい。
じんわりとした感慨に浸れる良い作品でした。 



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監督・製作  フランソワ・トリュフォー
脚本  フランソワ・トリュフォー  シュザンヌ シフマン  
撮影  ネストール・アルメンドロス
音楽  ジョルジュ・ドルリュー マルチーヌ・バラケ=キュリー
出演  カトリーヌ・ドヌーヴ  ジェラール・ドパルデュー  ジャン・ポワレ  ハインツ・ベネント  ポーレット・デュボスト  ハインツ・ベンホント







Last updated  2007.08.29 23:16:24
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